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2nd Visa取得までの88日間の衝撃的な始まり

コフスハーバーに移動して、2週間弱経ちました

クイーンズランド州からサウスウェールズ州へ移動し、タイミング的にこちらは夏に入っていくタイミングなので、ニューサウスウェールズはサマータイム期間に入り、4/2まで時間が変更。なので、日本時間から+2時間の時差。

オーストラリア内でも州によって時差が違って、オーストラリアの大きさを感じる。

私のこの2週間の始まりから、今を書きたいと思います。

移動も色々ありながら無事にコフスハーバーに到着して、オーナーにピックアップしてもらいアコモデーションへ

この後衝撃的な生活が始まるなんて考えてもいなかった。。。

無事アコモデーションへ到着。

まずドアが完全に開いているというか、窓が開いているから中に人がいるのかなと思ったら、どうやらそこに住んでるシェアハウスの住人全員その日は仕事に出ていたらしい。

何でドアが開いてるのってまず思ったけど
っていうか、ドアじゃない、ここ玄関?窓だよね?

オーナー:ドアは壊れているから閉めないでね!

・・・・????

家に入ったら、そこはとてもじゃないけど人が生活している場所には思えなかった。
入ってすぐ工事中で、工具やノコギリ、たくさんの部品と、とにかく汚くて、臭くて、古い・・・

虫の死骸(ゴキブリとか)はその辺に転がっていて、
え、これは何?私が住むところ?騙された?
オーナーが優しいのは、私を騙しているから?色んなことが頭をよぎり、何も追いつかない。。。

オーナー:ここは3日前に前に住んでいた人から譲り受けた家だから、まだ工事中なんだ。掃除機あるから、まずそれであなたの部屋掃除する必要があるよ

・・・・・。
・・・・・・???????

いや、まず工事終わってから人住まわせてよ。

オーナー:あと、この家は10人住む予定で、その中に2つの同性愛カップルがいるよ

私:Okay Okay・・・・・・・!?
(これは偏見とか否定とかではなく、私が身近、かつ同じ屋根の下で生活することは準備していなかった)


一通り色々説明されたけど、とにかくこれが現実なのか理解するのに頭が追いつかなくて、本当絶望的だったの思い出す。笑

そんな感じで、エンジョイしてねー仕事は明日からだからまた連絡するよ
って言われて、この汚い広い家に1人で取り残され・・・

多分靴も脱がずに5時間は同じ場所から動けず、とにかくこの家からどうやって出ようか、サイトで近くの物件を探していたと思う。

1週間くらい24時間ドア(窓)が開きっぱなしの生活が続き、今はドアが(窓)が閉まるようになった。もちろん鍵はないです。笑
閉じるだけで幸せ感じれるなんて、どうかしてるでしょ?そして一生これを玄関とは認めない。笑

ちなみに、現在は家では最強に分厚めなサンダルをゲットし、もちろん靴下必須で生活し(あれだけ家の中で靴下を履くのが嫌いだったのに)、シャワーはビーチサンダルを履いて入っています。
そして、シャワーは水道よりも少ない水量で、急に熱湯になったり、冷水になったり、そんな感じで今でも生活の中で1番嫌いな時間になりました。

他にも私なりに策を考え、どう自分流で大丈夫と思える生活ができるかを日々考えながら生活中。でも意外と慣れるもんですよね。人間ってすごい。笑


だけど何より、シェアハウスのメンバー10人全員が最高ということ。

4カ国が同じ屋根の下で過ごしているので、もちろん違いもあるし、でも互いに尊重し合って、嫌なことは嫌といって真ん中を探し合えるこのメンバーに出会えたことが、この家に辿り着いた意味でしょう。

中でも、それぞれは友達やパートナーと一緒に来ているため、それぞれが自分と同じ国同士の人がいるけど、私は1人で巡っているため、日本人も1人。
それにみんなが気を使ってか、日本語を覚えて
ミウ、タベル?ミウ、ワカラナイ。ミウ、ナニ。
時に日本の歌をかけて、私を驚かせ喜せてくれる、その心が愛に触れられてとても幸せで満ちるんだ。

そしてこの私にとって不便と思った家は、私にたくさんの幸せがあることを教えてくれました。

それは、「当たり前」です。
そして、「家がある」ということです。

もちろん心の底は、綺麗な場所で安心したい気持ちは無くならないです。
綺麗なトイレでトイレしたいし、ちゃんと十分なお湯が出てビーチサンダルを履かずに入れるシャワーを使いたい。虫やゴキブリのでない家で快適に過ごしたい。玄関があり鍵のかかる家で安全に眠りたい。不安をかき消すようにイヤホンをして眠るけど普通に眠りたい。
だけど、だからこそ気づく音楽が共にいてくれるありがたさ。とかとか。。。

こんなにも幸せは溢れていて、私が今まで過ごしていた「当たり前」が貴重だということ。

いつか安心できる場所で、大切な人との再開を想像すること、これができることの帰る場所があるありがたみ、会いたいと思う大切な人がいること
もうね、全部がありがとうなんだよね。全部、抱きしめて生きれる今この瞬間さえもね。


1人で知らない土地で生活をし、仕事をし、1人で飛び込むほどに、人は1人では生きていけないことを、教えられている気がします。

このシェアハウスに辿り着いて、
私になかった概念を、突きつけられ、かき集め、パズルのようにスッとハマったり、悩みながらハマったり、まだ探していたり、そんな毎日。

あとは、最初にも書いたけど、同性愛を否定とか偏見とかあるわけではなく身近にいなかった私にとって、今まではどんな人であれ幸せに暮らせたらいい、そんな程度だったけど、
仲間たちを見て
心からこの人たちが、この先の未来傷つくようなことがどうかありませんように、何かのせいで選択肢がなくなることがありませんように、と願う気持ちになりました。

私に大切なことを教えてくれてありがとう。

まだまだ書き切れないほどの互いの国の話や想い、学びがあるけど
とにかく今私は素敵な環境で仕事ができ、温かい人に恵まれ、何が起きても幸せを感じれる自分への信頼と共に、スペシャルな毎日を過ごしています。

もう少し落ち着いたら、私が思う外から感じた日本や気づきを言葉にできたらなと思っています。


という感じでまとまらないけど、セカンドビザのための88日間は始まったばかりだけど、楽しんでいきたいと思います。

とにかく、わかったことは
何かを変えたいと望んだ時は、今ある物をじっくり見つめて
良いとことだけを見続けること、これを辞めないこと

そして、目の前に出会ったそのたった1人を、知ろうと、少しだけ踏み込んで、少しだけ信じ見てみること。

そして、勇気は誰にでも平等に与えられた才能ということ。

こんなはずじゃなかったということも起きるけど
必ず、素晴らしい何かが準備されているから、私もそうだけど、私の大切な方々が素晴らしい何かに出会えますように。自分を信じることを諦めませんように。

人生は、スキップできない。
人生は待ってはくれないけど、どこにも行かない。

Everything is up to you :)

今日という1日、どうもどうもありがとう!!!!

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