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forest forest

今までのアーカイブはコチラ→ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/ 森の案内人・三浦 豊が、週に1,2回、日本中の森林、木々…
キャラ立ちした木々、無数の森林や名所・・・、 森目線になると、日本はほんとうに、すばらしいことにな…
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#マツ

溶岩の大地

鹿児島市の鹿児島港から、船で桜島へ渡りました。 桜島の真ん中にある山岳は、活火山で立ち入ることはできませんが、 湯之平展望所という所で、間近に眺めることができました。 そして、この湯之平展望所からは、

地蔵の大マツ

三重県、伊勢神宮・内宮( ないくう )の入口にある、一の鳥居です。 その一の鳥居の前には、  ひときわ象徴的な、大きな黒松が生えていました。 これほど立派な松なのに名前はなくて、行き交う人々も、気にかけている人はいませんでした。 そういえば、三重県の北部に、日本で最大級の松が生えていると聞いたことがあったので、その松に会いに行きました。

松に 、 古今の色なし

群馬県、渋川市( しぶかわし )の車道を、車で走っていると、

みのかも健康の森

岐阜県、美濃加茂市( みのかもし )にある、みのかも健康の森へ行きました。 山あり谷ありの広大なフィールドには、森林や公園が広がっていて、美濃加茂市が位置する岐阜県の南東部に住んでいる人たちを羨ましく感じました。 眺めのよい斜面には、その稜線をうまく利用して、 小さなゴルフ場が作られていました。 谷あいには、

大都市・大阪の地層

大阪市内の中心部へ行きました。 たくさんの車が行き交うバイパスのすぐ近くにある、大阪歴史博物館へ行きました。 エレベーターに乗って、高層階から始まるその博物館展示は、フロアに降りた途端、ワンダーな世界が広がっていました。 それは、5世紀から6世紀にかけて、かつて大阪にあった皇居宮殿の復元空間でした。 歴史に詳しい人しか知らないと思いますが、大阪には、難波京という都が5世紀の中頃から150年近くありました。 かつての大阪は、河内湖という湖のある、大きな入江の地形を

晴れの日も、雨の日も

静岡県、藤枝市( ふじえだし )の、久遠の松( くおんのまつ )です。 大慶寺( だいけいじ )というお寺の境内に生えていて、 びっくりするほど大きくて、勇壮な姿をしています。 木の根本の左側に、人がいるのが分かりますか? 赤丸で囲ったところに人がいます。 人と比べると、木の大きさがよく分かりますね。 松の樹齢は700才と云われています。 根本の石囲いと紐の柵を越えて、力強い根っこを伸ばしていました。 ふと、松から離れた所を見ると、 ちょこんと、小さな小

松林とミントの香り

静岡市、三保の松原( みほのまつばら )です。 富士山が見える松原として、とっても有名な名所です。

松下村塾

山口県、萩市( はぎし )です。 城下町として栄えた町で、 今でも、情緒深い町並みが残っています。 そんな城下町の、やや郊外に、

500才

青森県へ行きました。 八甲田山( はっこうださん )です。 十和田湖( とわだこ )です。 奥入瀬渓流( おいらせけいりゅう )です。 どの名所も、たくさんの積雪でした。 岩木山( いわきさん )の麓にある岩木山神社は、創建が西暦800年頃と伝えられていて、 夏になると、 このようになって、天気が良い日には、参道の正面に岩木山が見えます。

花崗岩の岩山

兵庫県、芦屋市( あしやし )から、標高が931mの、六甲山( ろっこうさん )の最高峰まで登りました。 高台の高級住宅街を登って、 あたりは森になり、 ロックガーデンといわれる、花崗岩( かこうがん )の岩塊を登りました。 しばらく登って、ふりかえると、 街が、眼下に広がりました。 ロックガーデンとよばれるエリアが過ぎても、

塩原の松

栃木県、那須塩原市( なすしおばらし )の、塩原( しおばら )温泉街を流れる、箒川( ほうきがわ )です。 川のまわりは、深い谷になっていて、 いろんな木が生えていました。 そんな、塩原温泉のまわりの山を登りました。

うつくしまつ

( 前回のつづき ) 花見客でにぎわっていた、新宿御苑の里桜( さとざくら )の 右側を見てみると、 まるで、アフリカのサバンナのような芝生がひろがっていました。 そこに生えていた松が、じつに特徴的な樹形をしていました。 多行松( たぎょうしょう )というその松は、品種改良によってできた園芸品種で、あまり大きくならず、日本中に植えられています。 この多行松を大きくしたような、美松( うつくしまつ )とよばれる松が、滋賀県のごく一部の場所で自生していると聞いて、行っ

桜 ・ シメ ・ 松

( 前回のつづき ) 京都御所のまわりに広がる、京都御苑を歩きました。 御苑の中の北東部分は、あまり手入れをされていなくて、森のようになっています。 ふと、去年も来たことがある「 ある場所 」で、足が止まりました。 そこには、 1カ所から、いくつもの枝葉が伸びている桜が生えていました。 昨年の春、ここには、 2本の幹が、根元から折れてしまった、りっぱな桜がいました。 2018年の9月に猛威をふるった台風21号によって、幹が折れてしまったまま、半年以上そのままの

疫病、飢餓、戦乱がつづいた世界

京都御苑です。 安土桃山時代から明治時代に入るまで、公家の屋敷が集まっていた町の跡で、今は広大な公園になっています。 そんな京都御苑の中に、 元弘元年( 1331年 )から明治2年( 1869年 )までの約500年間、天皇陛下が住まれていた京都御所があります。 今までは年2回の特別参観か、事前の予約申込でのみ参観することができていましたが、2016年の7月から、1年中、一般公開されるようになりました。 そんな御所の中で、最も大きな建物が、 紫宸殿( ししんでん