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今までのアーカイブはコチラ→ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/ 森の案内人・三浦 豊が、週に1,2回、日本中の森林、木々… もっと読む
キャラ立ちした木々、無数の森林や名所・・・、 森目線になると、日本はほんとうに、すばらしいことにな… もっと詳しく
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2022年9月の記事一覧

滝原宮

三重県の大紀町( たいきちょう )にある、滝原宮( たきはらぐう )へ行きました。 伊勢市内から、宮川( みやがわ )を上流へ遡上した所にあります。 伊勢神宮・内宮( ないくう )の別宮( べつぐう )として、内宮・外宮( げくう )に次ぐ格式を持つ神社です。 天照大神( あまてらすおおみかみ )が、ご祭神としてお祀りをされています。 大昔は、元々ここが内宮だったとも伝えられており、 天災などの有事が起こり、現在の内宮で祭事を行うことができなくなった場合は、この神社に

最古級と自然災害

岐阜県、七宗町( しちそうちょう )にある、日本最古の石博物館へ行きました。 名前に惹かれて、中へ入ると、 見応えのある展示空間が広がっていました。 名前の通り、さまざまな石があって、 世界最古といわれる、グリーンランドのイスア地方にある約38億年前の岩石がありました。 イチョウの化石もありました。 イチョウは世界中で絶滅をしてしまい、中国の奥地でかろうじて自生をしていた個体が、平安時代( 最近は室町時代という説もあり )に日本へ渡りました。 現在の日本全国でた

天然芝

青森県、八戸市の海岸にある、種差( たねさし )海岸へ行きました。 車を駐車場に停めて、海岸へ向かって歩くと、 雄大な芝生が広がっていました。 驚いたことに、ここに生えている芝は、昔から自生している天然芝とのことです。 なぜ、昔から芝が広がっていたのかというと、 近隣に住んでいる人々が馬を飼っていて、その馬たちの餌場として、芝生が維持されてきたようなのです。 今は、人が草刈りを定期的に行なっているようで、 刈られた草が、まとめて置かれている所もありました。 な

巨石群

岐阜県、下呂市 金山町( げろし かなやまちょう )の山奥へ行きました。 石の鳥居を通ると、 まるで、石の神殿のような巨石群がありました。 右前に看板があったので、近づいて見てみると、

山の葡萄

長野県、軽井沢( かるいざわ )で、軽井沢町立の植物園へ行きました。 中へ入ると、 植物園というよりは、草木たちが密生した空間が広がっていました。 約6000坪の敷地に、約1600種類もの草木が生えているようです。 ふと、遠くで、ひときわ目立つものが目に映りました。 それは、糊空木( のりうつぎ )の花でした。 小道を歩いていくと、

光る穴たち

埼玉県、吉見町( よしみまち )にある、吉見百穴( よしみひゃっけつ )へ行きました。 全国的にはそれほど知られていない場所ですが、百を超える219もの穴が岩盤に空いています。 江戸時代から近隣の人々を中心に知られていた奇勝で、土蜘蛛( つちぐも・古代、大和朝廷に従わず異民族視された人々の呼称。背は低く手足は長く、穴居生活をしていたと云い伝えられている )の住まい?コロボックルの住まい?とも云われていました。 穴の幅は80cmくらいでした。 それにしても、なぜ、これほ

1200年前

岐阜県、高山市にある、千光寺( せんこうじ )です。 山全体に境内が広がっていて、車道から入りました。 山道を登って、しばらく経つと、 草におおわれた良い感じの林道があったので、歩いてみました。 100才くらいの杉が生えている林を通ると、