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forest forest

今までのアーカイブはコチラ→ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/ 森の案内人・三浦 豊が、週に1,2回、日本中の森林、木々… もっと読む
キャラ立ちした木々、無数の森林や名所・・・、 森目線になると、日本はほんとうに、すばらしいことにな… もっと詳しく
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2021年12月の記事一覧

最北の地

秋田県、由利本荘市( ゆりほんじょうし )にある、大内町( おおうちまち )の総合支所へ行きました。 平成17年( 2005年 )に、周辺7つの市町と合併をして由利本荘市( ゆりほんじょうし )になるまでは、大内町( おおうちまち )の役所だった所です。 なぜここへ来たのかというと、ある木が、ここに生えていることを聞いたからです。 その木が生えているらしい、中庭へ行きました。 手前に生えていた灯台躑躅( どうだんつつじ )の刈り込みたちは、積雪によって枝が折れない

日本一大きな裏白樫

低山を歩くと、裏白樫( うらじろがし )という樫の木によく会います。 名前のとおり、葉っぱの裏が白いです。 とても大きくなって、森の中でも大きな存在感を持つ樫( かし )ですが、 春から夏にかけて芽吹かせる新芽が、 黄色やオレンジ、 ピンク色をしていて、とても鮮やかです。 そんな芽吹きの美しさから、別名七色樫( なないろがし )とも呼ばれてきました。 そんな裏白樫の中でも、日本で最も大きな裏白樫が神奈川県の相模原市に生えていると聞いて、会いに行きました。

怖いなんて言わないで

埼玉県の、ときがわ町へ行きました。 巨木がたくさん生えている町として知られています。 そんな、ときがわ町の山地にある、 櫟平( くぬぎだいら )という地域へ行きました。 その櫟平の、さらに山奥に生えている、 上のイラストマップの、赤い点の所に生えている巨木に会いに行きました。 しばらく山道を歩いて、 木の階段を登ったところに、 その巨木は生えていました。

半落葉樹

( 前回からのつづき ) 二上山の斜面を登りはじめた途端、森になりました。 登りはじめて50分くらいが経つと、 大きな岩が目立ってきて、 山頂が近づいてきました。

借景

奈良県と大阪府の県境にある、二上山( にじょうざん )へ登りました。 上の写真の真ん中に写っている、なだらかなラクダみたいな山容の、2つの山頂の山です。 奈良県側から、二上山のある西へ向かって歩くと、 まさに昔の奈良そのもののような、古色ゆかしい町並みになっていました。 そんな、二上山へ向かう道の行き止まりには、 当麻寺( たいまでら )という、681年の飛鳥時代に創建された大寺院の山門がありました。 その山門をくぐると、

松に 、 古今の色なし

群馬県、渋川市( しぶかわし )の車道を、車で走っていると、

白樫の大家族

茨城県の北部、常陸太田市( ひたちおおたし )の内陸にある田園へ行きました。 その田園の、やや高台にある一軒家から、 その奥にある、枝垂れ桜の枝の下を通り抜けて、 森の中へ、入りました。 その森の中は、まさに、別世界になっていました。 そこには、

林試の森公園

東京都、品川区と目黒区にまたがる公園、林試( りんし )の森公園へ行きました。 この公園の面積は、なんと3万6000坪もあります。 元々は明治33年につくられた目黒試験苗園で、木々の試験場として、国内外の多様な木々が植えられてきました。 昭和53年に試験場が茨城県つくば市へ移転してからは、ここが公園として再整備されて、近隣の方々を中心にたくさん利用されています。

まぐわ

埼玉県、横瀬町( よこぜまち )の山あいにある、芦ヶ久保駅( あしがくぼえき )です。 西武鉄道の西武池袋線にある駅で、その駅前には、 たくさんの車で賑わっている、道の駅がありました。 その道の駅から、 黄色い丸で囲った、日向山( ひなたやま )という山へ登りました。 日向山の南斜面には、良い雰囲気の集落が広がっていました。 日向山の南斜面は、昔から果樹の産地だったようです。 そして、集落の合間には、