マガジンのカバー画像

forest forest

今までのアーカイブはコチラ→ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/ 森の案内人・三浦 豊が、週に1,2回、日本中の森林、木々… もっと読む
キャラ立ちした木々、無数の森林や名所・・・、 森目線になると、日本はほんとうに、すばらしいことにな… もっと詳しく
¥360 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

2021年8月の記事一覧

広い場所

宮城県の内陸に、大規模なナチュラルガーデンがあると聞いて、行ってきました。 そこは、やくらいガーデンという場所です。 ガーデンの遠路は曲がりくねっており、歩いた先に何があるのか見渡せないようになっていることが多いです。 その方が、散策する楽しみが増すからです。 西洋風のナチュラルガーデンでは欠かせないバラ園もありましたが、僕が行った8月下旬は、花がほとんど咲いていませんでした。 受付のおばさんにも言われましたが、今は花がとても少ない季節のようです。 その変わりに、

室蘭の繁華街

北海道、室蘭( むろらん )市へ行きました。 赤丸で囲った、室蘭駅前の繁華街へ行くと、 そこはアーケードになっていました。 昭和35年( 1960年 )頃、ここは 文字通りの繁華街でしたが、 今は、人がほとんど行き交っていませんでした。 室蘭市の人口が減ったこと、そして車社会になったことで、住民のみなさんは駅前で買い物をしなくなりました。 このような商店街は、日本全国で目にします。 そして、多くの人が行き交わなくなった室蘭駅前の繁華街には、 草木たちが、

ねもと

愛媛県、西条( さいじょう )市の、田園のただ中に、 こんもりとした森があって、 そこは絵に書いたような、神社の鎮守の杜( ちんじゅのもり )になっていました。 僕は吸い込まれるように、その杜の中へ行きました。

鷺の宮

埼玉県、久喜市( くきし )にある、鷲宮( わしのみや )神社へお参りしました。 埼玉県の北東部の平野にあります。 この神社は、とても古い歴史を持つ神社で、 弥生時代に、出雲( いずも )一族が関東へ進出した時に創建されたとも云われています。 ご祭神は、 天穂日命( あめのほひのみこと )、武夷鳥命( たけひなとりのみこと )、大己貴命( おおなむちのみこと )の三柱がお祀りされていて、 三柱ともに出雲一族に縁のある神様です。 社殿のまわりには、森が大きく広

2万年前の森

宮城県の仙台市にある、地底の森ミュージアムです。 胸おどる名前の施設で、 仙台市太白区の市街地に眠る、富沢遺跡の一部が、保存公開されています。 富沢遺跡は弥生時代から明治時代にかけての水田跡です。 その広さは、なんと90 ha 。東京ドーム約19個分もの面積があります。 そんな富沢遺跡の発掘調査が行われはじめてから6年目の1988年3月に、すばらしい出来事がありました。 地下5mから、約2万年前の、氷河期の森が発見されたのです。 そして、この「 地底の森ミュ

火焔

新潟県、十日町市( とおかまちし )の、十日町博物館です。 近年、この博物館が、新たに開館しました。 中へ入ると、すばらしい世界が広がっていました。 十日町は、日本でも有数の豪雪地帯で、 雪と共に生きてきた、人々の生活が展示されていました。 そして、この博物館の奥には、まさに「 日本の宝 」が、並んでいました。

欅( けやき )と 、 欅( けやき )

岩手県、大船渡市( おおふなとし )の、市街地の郊外へ行きました。 小川沿いの道を歩いていると、 たいへん立派な、寺院の山門が建っていました。 この寺院は長安寺といって、今から約900年前の平安時代末期に創建された、この地方を代表する名刹です。 山門をくぐると、

ここまで登って来なさい。

宮城県、北上川( きたかみがわ )の、河口( かこう )の近くです。 北上川は、岩手県と宮城県北部を流れる、とても大きな川です。 その河口の近くでは、 川沿いの道路が造成されていて、 その横には、 釣石( つりいし )神社という、神社がありました。 ただ、神社といっても、地面が更地になっているのと、 社殿が新しいのは、 2011年3月11日の東日本震災で、この地を襲った大津波に流されてしまい、 その後に再建をされたからです。 参道を進むと、