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forest forest

今までのアーカイブはコチラ→ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/ 森の案内人・三浦 豊が、週に1,2回、日本中の森林、木々… もっと読む
キャラ立ちした木々、無数の森林や名所・・・、 森目線になると、日本はほんとうに、すばらしいことにな… もっと詳しく
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2021年2月の記事一覧

花が咲いて、雪が積もって、葉っぱを落として、

四国の、伊方( いかた )半島です。 劇的に長細い半島の、ほぼ先端まで車で行きました。 海は、ほのかにエメラルド色がかって透明で、 2月下旬で、もう桜が咲いていました。 桜は、河津桜( かわづざくら )という早咲きの種類です。 そして、道中で「 道の駅 」へ行った時、ここは愛媛県なんだなあと思いました。 お店の中は、 みかんと、みかんジュースが、たくさん陳列されていました。 そして、伊方半島の山間( やまあい )には、 雪が積もっていました。 車の運転

100年後の那智の滝

( 前回のつづき ) 大きな楠( くすのき )が生えている、熊野那智大社の本殿の向こう側へ行くと、 大きな寺院の本堂がありました。 青岸渡寺( せいがんとじ )という寺院で、 日本で最も古い巡礼地、西国観音霊場の第1番札所とされている、非常に歴史のある寺院です。 そして、本堂の奥へ行くと、それが見えました。 視界がひらけて、 奥に、滝が見えました。 那智( なち )の滝です。 高さは133mもあります。 滝に向かって右側には、 那智原始林( なちげんしり

木の中

和歌山県、那智勝浦町( なちかつうらちょう )の山中です。 坂道を登ると、 鳥居があって、 神社がありました。 この坂道は、神社の参道でした。 神社は、熊野那智大社( くまのなちたいしゃ )という神社で、熊野を代表する大きな神社です。 本殿の横には、

三崎山

山形県と秋田県の県境にある、三崎山( みさきやま )です。 平安時代から、日本海沿いの主要な街道として人々が行き交っていましたが、ここは断崖がつづく難所として知られていました。 そんな三崎山には、 まるで、山の一部になっているような森が広がっていました。 その森へ足を踏み入れて、驚きました。 そこには、

ワンダーアイランド

愛知県、蒲郡市( がまごおりし )の海岸にある、竹島( たけしま )です。 海岸から、 400メートルほど離れた島で、歩道橋で歩いて行くことができます。 一周をすると600メートルくらいの島は、昔から神聖な存在として、信仰の対象になってきました。 そのために、深い森におおわれていて、

街中の250才

愛知県、名古屋市です。 名古屋市内は、大きな幹線道路が、碁盤の目のように張り巡らされています。 そんな、まさに近代的な市街地の只中、名古屋駅と栄(名古屋一の繁華街)の中間点に、

松下村塾

山口県、萩市( はぎし )です。 城下町として栄えた町で、 今でも、情緒深い町並みが残っています。 そんな城下町の、やや郊外に、

登りはつづくよ 、 どこまでも

香川県の琴平町( ことひらちょう )にある、琴平山( ことひらやま )です。 別名は金比羅山( こんぴらやま )とよばれていて、616mの標高は、独立峰としては香川県でもっとも高い山になっています。 テーブルマウンテンのような山容( さんよう・山の形のこと )をしていて、海の神様として、なんと約3000年前から信仰されてきたと云われています。 山へ向かう道は参道になっています。 そして、 麓から785段の石段を登った琴平山の中腹に、まさに海の神様として信仰を受け