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わたしたちにはできる

2008年11月15日に日経新聞夕刊に掲載したものを修正加筆したものです。

先日、バラク・オバマ氏がアメリカ史上初の黒人大統領に選ばれた。この歴史的瞬間を見ようと僕たちは事務所のテレビに食い入った。

オバマ氏の当選は米国の歴史の歩みの到達点でもあるわけだが、僕はとりわけ彼の勝利宣言の演説に胸を打たれた。

オバマ氏の演説によって多くの人が涙した様子が映し出されていた。言葉によって人の心を揺さぶることの出来る稀有な政治家の誕生である。

極限の状態を経験している登山家や、過酷な競技力を求められるアスリートは言葉の持つ力を良く知っている。技術と体力が拮抗している時、勝負の決め手となるのは精神力、つまり心のあり方である。

そしてその心を支配しているのが、以外にも単純な言葉(キーワード)であったりする。

アスリートがスタートする前、よく呪文のように口を動かしているのを見たことがあるだろうか。

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わずか11歳でキリマンジャロを登頂。フリースタイルスキー、モーグル競技では10年間にわたり全日本タイトル獲得や国際大会で活躍。引退後は冬季…

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プロスキーヤー・博士(医学)Ph.D/ミウラ・ドルフィンズ低酸素室のトレーニングシステム開発研究所長。主に加齢制御学・アンチエイジングの研究を行い、老若男女一般の方からアスリートまでのトレーニング及びアウトドアプログラムを国内外で数多く手がけている。

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わずか11歳でキリマンジャロを登頂。フリースタイルスキー、モーグル競技では10年間にわたり全日本タイトル獲得や国際大会で活躍。引退後は冬季オリンピックやフリースタイルワールドカップ解説と企画、執筆活動やプロスキーヤーとして活躍する傍ら、2003年、父・三浦雄一郎とともに世界 最高峰エベレスト山(8848m)登頂、初の日本人親子同時登頂記録を達成。低酸素環境下の遺伝子発現・抑制の研究を行い博士号を取得。他にも多数の実績を持ち、冒険心や探究心溢れる三浦豪太が、これまで回った世界各地の山や人を通して感じたこと、知ったことを綴ります。

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