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③トレランに必須の三種の神器

トレイルランニングを始めるにあたって必要なウエアやギア。今ではたくさんのブランドがいろんな種類の品を出しているので、何が必要なのか、どこまで必要なのか、と悩んでいる方も多いはず。今回は山に入るときに、最低限揃えておきたいウエアやギアについてご紹介したいと思います。

トレイルランニングは路面・天候・体調の変化が大きいと前回(②トレランとロードランの違い)にてお話しましたが、それに対応するための商品をまず準備しましょう。①トレラン用のシューズ②レインウエア③バックパック、この3つは最低限用意していただきたい物です。

必需品①トレランシューズ

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さまざまな路面に対応して安全に走るにはトレイルランニング用のシューズは欠かせません。林道や岩の多いトレイルでは滑らないようにグリップ力が重要となりますが、登山のように歩くのではなく走るため、軽量であり、シューズの中で足が前後に動かないようなサイズがおすすめです(サイズが大きいと下り坂で足が動きマメなどのトラブルの可能性が増えます)。軽量さを重視する一方で、舗装されたコンクリートの上を走るロードランニングとは違い、岩場や砂利道、泥沼な場所等、トレイル(地面)の状況が常に変わるトレイルランニングは、それに応じて、つま先部分が強化され、グリップ力があり、クッション性の高いシューズが必要となります。

2021年初心者におすすめのトレランシューズ

必需品②レインウエア(上下)

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山は天候が急変することが多々あり、雨だけでなく風によって身体が冷えることもあるので、レインウエアは必ず携行しましょう。トレラン用のレインウエアは、登山用のものよりも軽量化されているため、かさばらずにザックに収納できますし、透湿性が優れているため、汗によるベタつきやムレが軽減されます。防水パックに入れておくと、使用しなかったときに洗濯の量を減らせるのでおすすめです(洗濯の回数が増えると防水機能が低下するため)。
 また天気の急変だけでなく、捻挫などの怪我をした場合に走れず体温が低下することもあります。さらに自分は大丈夫でも、一緒に山に入った友人の体調が崩したりケガをした際、相手に合わせて行動することもあり得ます。山では走ると身体も温まりますが、歩くと一気に冷えるため、何かのための備えとしても必ず携行しましょう。体温の低下は不安を増幅させます。山では命取りです。

2021年初心者におすすめのレインウエア


必需品③バックパック

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山を走るためには、ランニング中の水分補給や栄養補給、そして何かあった時の備えを携行するため、必ず準備していただきたい1つ。リュックサックの事ですが、山ではトレランザックやバックパックと言われます。ノースフェイスのバックパックには必ずホイッスルが装着している点でおすすめです。崖から落ちた時など自分の居場所を伝える必需品です。
まず初めは荷物を入れて走れるものであれば何でもOKですが、トレラン専用の方が走りやすさが違うのは確かです。購入する際は、できれば実際にザックに荷物を入れた状態で背負い、上下にジャンプ、左右にカラダを振り、ザックがカラダからブレないことを確認してもらえればと思います。ザックのブレによって首元や脇腹のスレに繋がりストレスとなるので、体にフィットするものを選びましょう。最初に購入する大きさ(容量)でおすすめなのは6L前後。前側にポケットが複数あると、バックパックを背負ったまま必要なものを取れるので、補給食や飲み物をすぐに摂取しやすいです。飲み物は何度も使えるソフトボトルを用意し、ゴミを削減しましょう。

2021年初心者におすすめのバックパックとソフトボトル


上記の3つがトレイルランニング用をしっかり用意していただきたい品。もちろん、借りたり、もらったりと新しくしなくてもOK。しかし初めて使うものは、近場の公園や里山を走って体にフィットするかを確認してから山に入ってくださいね。買ったその足で山に入って不備があると、ストレスにもつながりますし、最悪の場合、怪我や事故を起こす可能性もあります。自分のお気に入りのアイテムを見つけてくださいね。

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