シェア
2010年6月26日日経新聞夕刊に掲載されたものです。 最近では、若い女性とも山道でよくすれ違う。数年前まで中高年の登山ブームと騒がれていたが、トレイルランニングがひそかなブームになっていることや、登山道具に若い人向けのファッショナブルなものが増えてきたこと、さらには登山にダイエット効果を期待している面もあるのだろう。 鹿屋体育大学スポーツトレーニング教育研究センターの山本正嘉教授とミウラ・ドルフィンズのスタッフらが1カ月にわたり、①食事指導のみのグループ、②食事指導
2008年10月2日に日経新聞夕刊に掲載されたものを修正加筆したものです。 ヒマラヤ遠征に行くと必ずといっていいほど体重が減る。エベレストの最後のアタック6日間で僕の体重は5㌔減った。 高所では低酸素により呼吸器・循環器が活発に動く。極寒のなか、体を温め続けるエネルギーもいる。長時間にわたる運動も伴い、いくら食事をしてもそれを補うことが出来なくなってしまう。 遠征後はズボンのベルトが緩くなって少し誇らしい気持ちになった。 帰国後、精密な脂肪率測定を行ったところ、ヒマラ