これからの組織には触媒人材が必要と思ったある日
触媒人材?
なんのこっちゃですよね
「 そんなこともできるんだ 」
「 そんな知り合いもいるの? 」
「 色んなアイディアを出してね 」
私が所属している法人理事長とのある日の会話です。
色んなことに取り組んでいる人って組織で触媒になれるんじゃないか。こう思ったので記事を書きます。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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触媒(しょくばい、英: catalyst)とは、一般に、特定の化学反応の反応速度を速める物質で、
自身は反応の前後で変化しないものをいう[1]。
既存の組織に『 化学反応 』を起こし、変化を促進できる人材が求められると思うんです。
変われる組織、変われない組織
COVID-19の感染が初めて確認されたのが2019年12月。このままいくと2年以上は終息までに時間を要しそうです。この間、多くの企業が今の組織の在り方を見直すことになったのではないでしょうか?
変化に機敏な組織は、既存のやり方を早急に見直し、売上減少どころか過去最高益を叩き出しているところもありますよね。
一方で、旧態依然で既存のやり方に固執するもしくは変わり方が分からない組織もあると思います。
私が所属している医療介護福祉業界の多くは後者に位置することが多いんです。もちろん、イノベーティブな組織は既存のやり方に捉われず、ガンガン成長しているところもあります。しかしながら全体の比率からする1〜2割くらいじゃないですかね。
読んでいただいている方々の業界はどうでしょうか?
そしてどうやったら変われる組織になれるのでしょうか。
変化には触媒が必要
ユニチャーム社長の高原さんの記事を見かけました。
変化と変質って意味合いが変わってくるんですね。
変化は「状態や性質・数量などが違ったものになること」。
「変換」と言い換えると分かりやすい。
変質は「状態や性質が違ったものになること」。
「変化」と言い換えると分かりやすい。
変化はと変質は変わることを言いますが、変化は単に変わることを、変質は性質が変わることを指します。
※出典
https://chigai.site/7508/
こう考えるとまずは変質を目指すことが短期的な目標になりそうです。
記事内では変異を起こす3つの鍵の一つに
" ②社外を交えたプラットフォーム・メンバー間の相互作用を促進して、価値創造を加速させるための調整能力が求められる "
明確に『 社外 』という言葉が用いられています。
変われる組織って社外とのつながりが多いんですよね。
変われない組織って社外とのつながりが希薄もしくはないんです。
これからの時代は正解の無い時代とも言われます。正解はないからつくるんだ!という経営者の方もいらっしゃいますね。自社や同じ業界に限らず、他業種や異業種とつながりがある人材は、多くの情報を引っ張ってくることで、変われる組織になり、事業の可能性を広げたり、変化に対応し得る組織になることができると思うんです。
触媒人材の在り方・生き方
色んな人を知っているだけでは触媒人材とは言えません。
化学変化を起こして、促進することが触媒人材の役割です。
そのためには
・社内を誰よりも詳しく知る
・業界の流行と未来を捉える
・理想と現実のギャップを埋める方法を考えて、行動する。
いわゆる異業種交流会に参加して、多くの名刺を持っている程度では触媒人材とは呼べません。社外を知る前に社内を知りましょう。
人・モノ・コト・金の動きはどうなのか
何が足りていないのか
そのためには、現場レベル、マネージャーレベル、経営者レベル。それぞれの職員との密なコミュニケーションが必要になります。社内コミュニティマネージャーのような役割にもなるかもしれません。
現状把握の次は課題抽出や分析のフェーズ。
組織の目的や目標達成に向けて、現状と理想のギャップを理解し、これを埋める行動計画の立案と実行の準備ですね。
私は医療法人にて通所リハビリ・通所介護・訪問リハビリといった、介護保険の給付を受けている高齢者の方々にサービスを提供する組織に属しています。2000年代初期に運営を開始した組織になるので今年で21年目。
長く運営できている一方、変わることができない組織になっているんです。
『 良いサービスを提供していたら売上は上がる 』
と信じ切っている組織ですね。医療介護福祉業界は専門性が高いので、技術やサービス至上主義も否めません。
COVID-19による影響を多分に受け、売上は下がっている状況が長く続いています。理事とも積極的に話をする機会が増え、売上UPに向けて様々な取り組みを行っています。
・ホームページのリニューアル
・SNSの運用方法
・社内教育の見直し
・社外人材による勉強会
幸い私は多くの複業経験と複業界隈の知人・友人が多いため、多くの可能性を模索・提案することができます。
現在注力しているのは、ホームページリニューアルに伴う組織のリブランディング。複業家の知り合いを通して、出会ったホームページ制作会社さんと一緒に、組織の在り方や強みを再確認し、職員みんなでホームページをつくっていきます。
触媒人材とはなんぞや!!!
みたいな記事ではなく、こんな人が触媒人材って呼ばれるのかな?
触媒人材って重宝される時代になるのでは?
私はこんなことやっているよという紹介記事になってしまいましたが....。
しかしながら、組織において『 触媒 』になれる人材がいるのは強みになると思います。私自身も所属組織の売上UPを図り、触媒人材として仕事を残していきたいと思います。
まとめ
変われる組織と変われない組織の違い。触媒人材について。私の実践例。という流れで記事を書きました。組織に変化を与え、促進できる人材。ちょっとかっこいいですよね♪
私も少しずつ実践していきいますね。
この記事を書いた人はこんな人
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