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やりたいことがないという主婦から複業相談を受けた話

好きなことで生きていく。やりたいことをやろう。テレビやネットニュースでキラキラした言葉が並ぶようになった。私はやりたいことをやったら良いと思っている。しかしながら、やりたいことがない人からすると思いやりのない言葉にもなるのは事実だ。
今回、やりたいことがないんですという主婦の方から複業相談を受けた。印象的だったのが、やりたいことがない以前に世の中にある仕事を知らないことだった。道に迷ったら不安で前に進むことができなくなるだろう。一方で地図を持っていると、道が分かるから進むことができる。複業相談を受けて感じたことを記事にしようと思う。

記事を読んで欲しい人
・やりたいことが見つからない人
・やりたいことがない人

記事を読んだ後に期待する行動
・自分の好きなことを書き出す
・好きに近しい情報に触れる
・好きに近しいコミュニティに関わる

やりたいことがないのではなく、知らないだけ

  • やりたいことがない

  • やりたいことが見つからない

  • こんな私にできることなんかない

こう思ったことはないだろうか。
世の中にどんな仕事があるのかを知らない。仕事の作り方を知らない。仕事のやり方を知らない。これは『 知らない 』ことが原因である。
動画編集や記事作成、プログラミングやTikTok。ググったらすぐに方法は出てくる。もちろん、これは方法論について。どんな仕事ができるのか、自分に向いている仕事は何なのか。これは自分について知る必要がある。主婦であれば、今まで取り組んできたことを振り返ることから始めよう。育児や家事の経験、新卒時代、学生時代。過去を振り返ることが、自分を見つめ直す作業になり、そこに複業の種が隠れている。

今回の相談者は、外資系ホテルで勤務している育休中の女性。
「 私にどんなことができるんでしょうか 」と始まったが、自分を振り返るワークを一緒にするだけで仕事の種が溢れてきた。終盤には「 こんなにできることがあったんですね 」と言っていただけた。
これには理由がある。私の複業相談では、今まで取り組んできた仕事やスキルを徹底的に分解していく。例えば、事務職経験があったとする。
事務職経験という言葉は抽象的であり、何ができるか見えてこない。そのため、どんな仕事をしていたのか、どのように取り組んできたのかを聞くようにしている。こうすることでスケジュール管理、進捗管理、対人スキル。その人がどの分野に強みがあるのかを知ることができる。

世の中にある複業系の本や情報の多くはノウハウが書かれているものだ。しかしながら、複業は外から得るものではなく、内から溢れ出るものを選ぶ方が良いと思っている。そのため、自分と向き合うもしくは深掘りする時間を作り、自分を知ることから始めよう。自分を知ることが次の一歩に繋がる。

他人と関わる機会を作る

自分の仕事や経験を振り返るワークをした後にすることは、他人と関わることだ。あなたが、ワークで見つけた複業の種を基にオンラインサロンやコミュニティに参加することで有意義な体験を得ることができる。そこには同じ経験や体験を持つ人が存在し、悩みや夢を共有できる仲間がいる。そして、ぜひ、交流する機会を設けて欲しいと思う。自分を振り返るワークも1人でするより複数人でした方が充実したものになる。複業も1人で始めるより、みんなで取り組んだ方が実になりやすい。他人と関わることで今までにない価値観や発想が生まれそれがイベントや何かしらのコンテンツを生むきっかけになる。
私自身、複業相談や複数のコミュニティを運営しているので分からないことがあれば問い合わせてもらえたらと思う。

まとめ

知識がないと行動することはできない。言い換えると知ることができれば、後は行動するのみだ。新しい一歩を踏み出したいと思っている人は知識を得る行動から始めると良いと思う。

この記事を書いた人はこんな人

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