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よりたかさんお話会!

無肥料栽培の岡本よりたかさん。
私が畑を始めるときに最初に本を買ったのがよりたかさんの『無肥料栽培を実現する本』だった。

そのよりたかさんのお話会が徳島であるのを知って参加してきた。

生のよりたかさん、ホントにカッコいい生き方で自分も少しでも近づきたいって思った。

種の話、有機栽培専用の農薬(そんなのあるの日本だけ)の話、菌根菌の話とか、おもしろい話はいっぱいあったけど、畑やってない人にも通じる話にスポット当てて感想を!


ファストファッションの墓場

私たちが安価に手に入れるファストファッション。
安く手に入れるから大事にするわけでもなく、安易に買ったものは安易に捨てられる。
それがどこにいってるか...

今アフリカや南米が大変なことになっている。
『ファストファッションの墓場』で検索するといろんな画像が出てくる。
⬇️のは南米

よりたかさんは自分はこういう事に加担したくないから木綿や麻で出来た衣類にしているらしい。しかも手作り!

穴が開いても直せるし古くなってもいずれは土に還る素材。

お話会のサブタイトル『自給的暮らしへと...』は、ただ単に食べ物を自給するだけではなく暮らしそのものを自給という事。

寒くてウルトラダウンにお世話になってるようではまだまだよりたかさんには近づけないけど、少しずつ出来るところから真似していきたい。

縄文時代の話

縄文時代は1万3千年続いたらしい。
1万3千て聞いてもピンとこないけど、縄文時代が終わってから現代までが2300年と聞くとめっちゃ長かったのが分かる。
その後の弥生時代は700年だそう。

長く続いたのはなぜか!

人々が暮らしに満足して進歩しなかったからではないか...
人間は満足しないと進化を追い求めてどんどん先に進む。

縄文時代の人は食べる量だけを作り無駄にせず、自然を壊さない生活だったらしい。
お米も陸穂(おかぼ)という水を張らずに作る品種。収穫量は少ないが食べる量だけを作るからそれでいい。
食べる量を作ってみんなで分け合う暮らし。

弥生時代に入ると水田が普及したそうだ。
水を引くために山を削る。(自然を壊す)
水田の稲作は収穫量が多いから食べない分を保存し始める。
そうすると、多く保存する人少ない人の間に貧富の差が生じる。
そして起きるのは争い。
今までは農作業をする道具を作っていたのが人を殺す道具を作るようになったのがこの時代だと。

それが現代までも続いている...

歴史の授業で学んだ表面的な知識だけでも、太古の昔から同じ人間同士で争って2023年のこんなに文明が進んで進化して過去からも学べるところにいる今でも世界のあちこちで人間同士で殺し合い。

それって表向きは宗教の違いとかかもしれないけど、結局は欲深い一部の人たちがその土地の資源を奪い合ってるからじゃないかな。

よりたかさんが目指してる縄文時代の生き方なら奪い合うことがない。
みんなで分け合えばいいんだから。

お金が人を狂わせてるんだろうなぁ。
とはいえ、お金なくては生活ができない。
よりたかさんは、知識、知恵、経験はお金に変えたらいいって言ってた。
実体のあるものはお金には換えないと。

作ってた陸稲を全部鹿に食べられたそうで『鹿がお腹いっぱいになって冬が越せるならそれでいい』って。
実体のあるものをお金に換えてるとそういうマインドにはならないだろうな。

私の畑は仕事じゃないし家庭菜園だから、虫も少ないけど食べたいだけ食べたらいいよ!って思ってるw
市内のど真ん中に鹿は出てこないだろうけど、鹿が全部食べて同じ気持ちになれるだろうか...ナゾw

最後にそうだよなーって思った言葉を!

世の中を良くしたいならやりたいことだけをやって生きる。
そしたらみんな幸せになる!

今の私はこれに近いww
ハッピーだよ!

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