武力に言葉で勝つ『Dr.STONEシーズン３エピソード15　頭脳戦ディールゲーム』～感想日記～

『Dr.STONEシーズン３エピソード15　頭脳戦ディールゲーム』

あらすじ（ネタバレ）

杠、クロム、羽京とどんどん仲間を復活させていた科学チームのもとにアマリリスが訪れ、コハクと銀狼が石化させられたこと、頭首は石化していることなどを伝える。アマリリスの証言をパズルのようにつなぎ合わせ、敵のもつ石化光線はひとつだけであること、キリサメは頭首が石化していることを知らないことに気付いた科学チームだったが、そこへ敵側最強の戦士モズが表れる。震撼する一同だったが、クロムの一言によってモズがコハクや銀狼たちを侵入者と気づいていながら銀狼とイバラが二人きりになっても止めなかったことに違和感を覚え、モズがイバラを殺そうとしているのではないかと仮説をたてる科学王国。そうとなればこの状況をうまく切り抜けられると考えた全員がメンタリストゲンの活躍に期待の眼差しを向ける。モズに対してあらゆるメンタリズムを用いて交渉をもちかけるゲン。イバラを殺して後宮を自分の物にしたいが、そうするとキリサメに石化され倒されてしまうので動けないでいるモズに対し「協力して石化光線を奪い後宮はモズのものに、石化光線は科学王国のものに」と対等な交渉をもちかけるゲンだったが、モズは「石化光線も俺の物だ」と譲らなかった。しかしこれはゲンの策略であり、そもそも「科学王国全員皆殺しにされるかどうか」という局面から「石化光線をどちらが手に入れるか」という話題にすり替えることで全員を守ったのだった。千空たちはさっそく一時的に協力関係となったモズとインカムで連絡を取り合い、「侵入者には武力ではなく石化光線でなければ敵わない」と思わせるためモズは島の衛兵たちを一網打尽にしたのだった。

感想

メンタリストゲン先生がお可愛すぎて保護欲が湧きました。おちゅかれさま、コーラ飲んで休んでね。
武力でどうにもならない時に心を操ることで仲間を守ることができるなら、メンタリストの存在ってすっごく重要だなあと思いましたし、やはりどんな場面でも人間は心ひとつで行動選択が変わるわけですから、交渉力、コミュニケーション能力というのは身に着けておきたいものだなあと考えさせられます。痺れた！
同時に、メンタリズムもまた科学なのかなあーと感じた。対面より隣り合わせの方が連帯感が生まれるとか、少し外れたデータを言われると訂正したくなり自然と会話に参加したくなるとか、相手にあれこれ強制されたと感じると拒否したくなるとか（合ってたかな）、こういう心理学の分野も統計学なんだもんね。何か脳内物質が分泌されるのかなんなのか分からないけど、心という目に見えない領域でもこうして汎用性や再現性があるってことが不思議だよねえ。メンタリズムが適用されない人間とかいるんでしょうか。まあとにかく、この場面にゲンがいなかったらと思うと本当に身の毛がよだつ回でしたが、見事メンタリスト大活躍ということで、ほんとよかったな！！そもそも船に乗ろうとすらしてなかったのが信じられないですよね！(笑)君なしでやれるわけないだろう！！！

そしてモズ先生。後宮を自分のものにしたいんだねえー。欲に忠実ですなー(笑)。でも、もし仮に私が美少女選抜に合格してあの後宮に行くなら確かに、後宮はモズ先生のものになってほしいですね、切実に（欲望）。いろいろと大人な妄想が広がっちゃいますが、モズ先生の女になれるならそれも悪くない人生じゃあないか？（欲望）まあ、そうなるとたぶん女同士の争いでグロテスクなことが起こる可能性もあるのだが……。モズ先生につまみ食いされたい！！！（クソデカ欲望）

キリサメちゃんたち他の島民も頭首が化石であることを知ったらどうなんでしょうかね？形成逆転しないのかな？科学王国の五知将がその案を出してないのだからたぶんその案には穴があるんだろうけど……。頭首が化石って事実知ったら全員「えー絶対イバラがやったんじゃん、きもー」ってなるよね？？？ならない？頭首でもないイバラが何の権限で美女たちを囲ってんだ！ってなって失脚して、石化光線も用途なくなってめでたしめでたしにはならないのかな。あ、そうなると後宮の意味がなくなってモズが困るのか。（ていうかこれもしかしてアニメ内でイバラとキリサメとモズの話した時に言われてた？ドクスト早口ですごい情報量喋るから置いてかれてたかも笑）

いや～本当にドクストは面白い！ハイレベルな頭脳戦！！次回も楽しみです！