その後の私。

「おっさんずラブ」という湯船に全身まで浸かりきってしまって以来、私の私生活は本当におかしくなっている。
6月2日に放送は最終回を迎え、春田と牧のハッピーエンドで幕を閉じたわけだけど、終わってもなお、その中毒性は強さを増している。
まず、圧倒的に睡眠時間が足りない。これでは最近囁かれている「睡眠負債」に該当してしまう。そう、これが続くとまさに、ゆくゆくは認知症患者である。
しかも、以前はスマホで事足りたTwitterのTL監視も投稿も全く追いつかなくなり、パソコンが大活躍だ。おかげでGoogle日本語入力ではなんにもしなくったって、「おっさんずラブ」「牧春」が記憶されている。
そんなことって、ありか??いや、ありよりのありなんだろうな。

実は、少し前に長く付き合いのあった男性と別れた。
まさかの失恋期間中だったわけだけど、このドラマのおかげか、寂しさや心の穴はなんとか埋めることが出来ている。
幸いかどうかはちょっと分かんないけども(笑)
このドラマを観る前は、正直「恋なんて面倒くさい。出来ればもうしたくない」と思っていた。恋というのは恐ろしくエネルギーを使うし、色んな意味でストレスを伴うものだって知ってるから尚の事、これからの恋愛には消極的になってしまう。

「おっさんずラブ」は男同士の恋愛に重きをおいているわけだけど、BLという概念で観てた人って、どれくらいいるのだろうか?少なくとも私は、そういう視点で観たことは無かったように思う。これをBLの感じで観てしまったら、このドラマの意味合いが薄れてしまうし、ここまで春田と牧の恋路を見守れなかったと思うわけで。

「好きになっちゃいけない人なんて、いないんじゃないしら?」

2話で、マイマイが牧に言った言葉だけど、
これって、とても深い意味合いがあるよね。この言葉が、「おっさんずラブ」のすべてを物語ってる。うーん、本当深い。それに重い。
このドラマを観て、どんな障害があったとしても、人を好きになることは尊いし、素晴らしいことだと教えてくれた。

恋なんてもうしたくない。
あんな面倒くさいもの。
煩わしいったらない。
そんな風に思っていたけど、

春田と牧の恋を見守りながら、
こんなに素敵な恋ならば、私もまた「恋」をしてみてもいいかな。。と、
思うようになっていた。

「おっさんずラブ」って、凄いよね。

#おっさんずラブ
#ドラマ感想

追記

とにかく、ロスは凄いです。
リハビリが辛いです。
どうしてくれるんですか?公式さん。
こうなったら、映画か続編をww←しつこい。

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