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人生初の模擬授業を終えて

こんにちはmiu🌱です
大学3回生になり、今年から本格的な模擬授業を行うことになりました。
3回生の前期で各教科1回なので、私の場合は春学期に、地歴で1回、公民で1回の計2回します。

今回は、公民の模擬授業を先日終えてきたので、その感想を書いておきます。

授業の範囲は、中学公民「経済」のはじめの導入部分。
3人で一つの授業を作りました。

準備段階とその内容の苦悩

①時間が合わない!

授業準備に使えたのは約4週間。
 普段教員をされている人からしたら、長すぎ、余裕と思われると思いますが、全然話が進まない。
「まだ日にちがある」と「みんな忙しい」ということに甘え、本格的な準備を始めたのは約1週間半前という….

学部も学科も違う3人だったため、空きコマが全く揃わず、学校後はバイトや部活と本当に時間が揃わない!!!

結果、夜10時ごろからのzoomや昼休み返上で取り組むということに…

ですが、みんな「もう良いでしょ」とならずに、こうした方がいい、、、ああした方がいい!と話し合いを進められたため、なんとか良い形に向かったのではないかなと思います。

②数人で同じ方向を向くのが難しい!

今回の模擬授業は3人で授業を作ったのですが、最終的な着地をどこにするか、目的は何かなどを考えていても、より良くするために、少しずつ変化していってしまいました・・・

これによって、一人ひとりの中に少しづつ違いが生まれ、自分のパートを考えて持ち寄った際に、それはどこにつなげるため?とか、なんのため?つながる??という問いが飛び交いました…

一つのことが綺麗な道筋で繋がるように作るって、本当に難しいと痛感しました。

一人ひとり、自分だったらこうやるな〜という考えがあるため、他の人のやり方を聞いて、ん??なんでそうやるの?と思うこともあり…
でも、「自分だったらこうやる」というのを伝え、「じゃそれも取り入れてみる」というようにうまく取り入れ、対話できていたとも思います。

③授業を作るって難しすぎる!

授業は単元ごとに作る作るということを習い、指導案には、細案と略案があることを学んだ。

私は、教職を受けているが、中高の頃、勉強が好きではなく、今も社会科についての理解が乏しい。

この理解の乏しさは授業作りに大きく影響した。わかってはいたが、想像より影響した。

経済の授業をするにしても、「財」って?から始まった。プラスに言えば、中学生と同じ目線に立てるが、全てここから始めていたら、授業作りが追いつかないだろう…

また、単元の終わりがどこに着地するのか、この単元全てを通して何を教えないといけないのか、生徒にどんな力を身につけてほしいのか などを考え、全てにつながるような「導入」を行うことの難しさを痛感した

1時間で見たら、それなりにできていたかもしれないが、単元全体って考えると多分ほんとボロカスだっただろうな…(笑)

模擬授業(本番)

意外と緊張しない

1番の感想は「意外と緊張しない!」ということ(笑)

私は、人前に立つことが得意とは言えない…でも、幸せなことに高校の時に何度か人前に立つ経験をさせてもらった。

また、高校時代に演劇部だったこともあり、人前に立つときは「私ではない誰か」になって乗り切っていた。

でも最近、(大学生になって)前に立ち思うのは、だんだん自分のまま立てている気がするということ。

まあ、そんなこんなで、そんなに緊張せずやれました。
多分、何より重要なのは、きちんと準備すること

私は人前に立つときはこれに限ると思う。今回は準備がしきれたか不安だったけど、流れも抑え、緊張もしなかったので、準備が足りていたんだろうなと(笑)

意識したこと:「レスポンス」

今回の模擬授業で心掛けたのは、生徒の発言に対する「レスポンス」

多くの模擬授業では、〇〇には何がありますか〜?みたいな具体例を生徒に投げかけ、生徒から帰ってきた答えに「いいですね〜」「うんうん」「それもあるね」と言った返し

私は今回、
「最近何か買ったものありますか?」という質問を投げて、「鉛筆」と言う答えに対して、「鉛筆、物だよね〜みんな学校で使うよね!他何かある人〜」や「コンビニのお茶」に対して「いいね、コンビニのお茶も手に持てる物だね。私もコンビニでよく食べ物買っちゃいます(笑)便利だよね〜」
というように、出してくれた答えに対して一言以上レスポンスを返すようにしてみました。

これが吉と出るか凶と出るかわかりませんでしたが、(笑)
放課後デイのバイトで、子供たちにしていた返しを参考にしてみました

難しかった点

一つ難しかったことは、「机間指導」あれはどうやってやるのだろうか…
どんなことを話しているのか、疑問や不明点はないかに耳を澄ませていたのですが・・・やり方がわかりませんでした。
正解はないのだろうけど

もう一つ。想定していない、質問や返答が来たときはテンパってピンチになりそう….

振り返り(他の学生からの一言)

学生からのフィードバック

模擬授業を終えた後、聞いてくれていた学生が一言書いてくれる用紙があるのですが、そこに書かれていた一言が↓

・声が大きくて聞き取りやすい 後ろでも聞こえる
・子供の発言に対する返しが面白くて、答えやすい雰囲気になった
・机間始動の時もう少しグループに入ってもいいんじゃない?

本当は20枚くらいもらったのですが、感想を分類すると主にこの三つでした。
教室一つ分の適切な声の大きさが微妙にわからず、少し大きかったかも…と反省しました
(この用紙匿名じゃないので、マイナス部分が描きづらいと思うので、逆を返して考えてます)

レスポンスに対しては、授業の間にも少し笑いが出ていたのですが、これはアリ何かもしれないと感じました。ビビって担当教員に良かったか悪かったか聞けなかったのが大ミス…

机間指導の時の関わり方が課題として残りました、

担当教員からのフィードバック

担当教員からは、お褒めの言葉をいただけました。
よくできている!と言われ少しうれしくなりました
ご飯の時間削ってまで話し合って良かった!!

具体的に褒められたのは、「話し」について、塾の先生とかやっている?と聞かれました。(何もやってません、嬉しい)

直すところはほぼないけど、より良くするとしたら、ワークを工夫することができると言っていただきました。

具体的には、
・ワークの中の選択肢が多いと、中学生は考える時間が必要になってくる
・教室を直す時に、ボンドみんな買って品薄になったから、今から三千円高くなります!とワークの途中で言うことで、需要と供給・希少性の話までできる

希少性の話をしたかったのですが、うまく入れられず断念してたので、先生の発想力に、「すご!」となりました。

まとめ

初めての模擬授業としては、結構上出来だったのではないでしょうか、、、と言うのが感想です。

ですが、教科に対する知識がまだまだ足りないので、これからは教員側として、各教科の知識を身につけていこうと感じました。


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