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miu
2018年5月3日 01:44
あの雪の日、すれ違いざまに肩が触れてそれが君だって知ったのは桜の季節だった紺のリクルートスーツなんて着てるからまさか、君だなんて思いもしなかった雪の日の君はもうすこし大人に見えたとはいえ、私より年下だとはおもってたけど。転んだ私にスッと手を差し出して汚れたスカートの代わりにってさらっとジーンズを買ってくれて裾直しのあいだ、カフェで話した君はどう見ても、そ