趣里ちゃんについて

現在放送中の朝ドラ「ブギウギ」の主人公福来スズ子を演じる我が推しの一人、趣里ちゃん。今回はそんな趣里ちゃんについて語りたいと思う。

まず、一番有名なのは日曜劇場「ブラックペアン」の猫田麻里。
主人公の凄腕外科医、渡海の機械出しをするオペ看。
渡海は他の人からは「オペ室の悪魔」と呼ばれ、嫌煙されていたし、他の人と関わりを持とうともしなかった。しかし、猫田だけは別で、「猫ちゃん」と呼び、絶対的な信頼を寄せていた。猫田はクールな看護師で他の人からは「女版渡海」と恐れられていた。ほとんど喋ることはなく手術の時も「はい」しか言わない。そんなセリフが少ない上にオペのシーンでは目しか見えない状況であり、演技が難しいのに趣里は視線で全てを語る演技によりその演技力の高さを見せた。また、不健康な猫田を当時痩せすぎと不安がられていた趣里が完璧に演じきったことで現実味のあるドラマとなった。

次に私がおすすめするドラマの「レッドアイズー監視捜査班ー」。このドラマは亀梨くん演じる恋人を殺された元刑事検挙率一の伏見が恋人を殺した犯人を探すサイバークライムサスペンス。神奈川県警に新設された部署「KSBC」。ここはリアルタイムで監視カメラを管理しており重要犯罪を取り締まる部署である。ゆくゆくは全国に普及させるつもりの捜査方法で神奈川県警はいわゆるテストケースだった。伏見の元上司である島原をセンター長として集まってきたのは皆、サイバー班で機動部隊がいなかった。由梨は伏見を誘う。伏見はある条件をつけて承認する。それは探偵となっていた伏見の事務所を支える3人も一緒に雇うことだった。しかし、その3人は皆元犯罪者だった。元自衛官のシングルマザー湊川は夫を殺した殺人罪で前科あり。元大学教授、犯罪心理学者の山崎は詐欺罪で前科あり。国内の重要サーバーを軒並みハッキングし逮捕された天才クラッカー、小牧要。趣里が演じるのは島原を深く尊敬する根っからの警察官、長篠文香。そこまで警察にこだわるのにも理由があり、そこの細かい感情描写にも注目だ。また、根っからの警察官であり努力家の長篠と自分のペースを守り努力せずの天才、効率重視の小牧は最初対立するが、だんだんとお互いを尊敬、尊重していく。恋愛関係になるかならないかというもどかしさがファンを惹きつける。

趣里の1番の魅力は涙の流し方である。なぜか美しいのだ。感極まってホロリ、ツーと一筋流れる涙はテレビの前の私たちをも魅了する。ブラックペアンでは猫田はあまり感情を出さない。しかし、その後演じた役では涙を流す役が多くなる。レッドアイズ、長篠もそのうちの一つだ。普段、感情をあまり出さない長篠が涙を流したシーンは、セリフや状況も相まって感動してしまう。
高い演技力に定評のある趣里。彼女の演技を見たらきっと彼女から目が離せなくなることだろう。

元バレリーナでもある趣里。幼少期からバレエに熱心でヨーロッパに留学までしたが無理をしてしまい怪我をしてしまう。元のようには踊れないと医者に宣告された趣里は日本に帰ってきて大学に通うことを決める。その中で、演劇を癒しとして嗜む中でバレエを生かせるかもしれないと思い、アクターズクリニックに通う。女優として成功したのは遅かったがこれからますます人気になる女優だろう。
伊藤蘭と水谷豊の娘という肩書きを捨て、一からスタートした女優人生を楽しんでほしい。

激辛好きの趣里。レッドアイズの番宣で「有吉ゼミ」に出た時、隊長のワタリ及び他の人はみんなギブアップしたのにも関わらず、1人で海老の激辛ボロネーゼを食べ切った。さらに、次は隊長として番宣なしで参加し、見事完食した。激辛に魅了された趣里の活躍にこれからも期待だ。
さらにかき氷が好きでかき氷を頬張る趣里は素の姿がほとんどだ。涙を流したり、クールな役が多いので役ではあまり笑わないが素の趣里はよく笑う。ぜひ、可愛い無邪気な笑顔に癒されてみてはどうか。

さて、趣里ちゃんの魅力を語ってきたが「ブギウギ」でも趣里ちゃんの演技が評価されてきている。
とても嬉しく思うし、これからも陰ながら応援しようと思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?