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30. デンマークのシェルターキャンプ!

こんにちは。30度越えの暑い日が続いて北欧デンマークの涼しい夏が恋しい今日この頃です。
…と、思っていたらデンマークのランゲージパートナーから「31度になった!暑すぎるー」とメッセージが来ました。観測史上最高気温らしいです。
ここ数日は20度前半に落ち着いたそうですが。

さて、今日はデンマークのキャンプスタイルのひとつ、「シェルターキャンプ」について書いてみます!

シェルターキャンプはデンマークで人気のキャンプスタイルのひとつ。避難所ではなく、木製の小屋と焚き火スペース、ベンチセットが備えられたキャンプ場のことみたいです。
「自然享受権」があるので、自由にどこでもキャンプができる北欧デンマークで、テントやタープ、テーブルなどを持たなくても楽しめるキャンプとして人気だそうです(どこでも自由に、とはいえ制限はあります)

フォルケの敷地内にもシェルターキャンプスペースがあって、焚き火やキャンプが自由にできます。最高!
アプリやフェイスブックで良さげなシェルターを調べて、必要であれば予約、支払いをして利用するらしいです。

フォルケ卒業後、あちこちハイキングしまくってたら、しばしばこのような標識を見つけました。これは「標準装備のシェルターキャンプがこの先にあるよ!」の意味。
標準装備なので、トイレも水場もありません。勇気を出してワイルドなダニッシュトイレ、ネイチャートイレ()を使いましょう。
最初は抵抗がありましたが、デンマーク生活7ヶ月目にはもう普通に使えるようになってました。成長ってすごい()

基本的に、掃除などのメンテナンスは利用者がします(一部例外がありますが)。
みんなの自然をみんなで守って楽しむのが北欧アウトドアスタイルなのです。
たまに薄暗い場所にあって、落書きだらけのシェルターも結構ありました。ちょっと泊まる勇気はなかったです…

いろんなスタイルのシェルターが、デンマーク国内に1000箇所以上あるとのこと。デンマークへの観光目的の入国が解禁されているので、もし訪れた際は利用してみるのも良いかもしれません!

*シェルターキャンプについては、北欧アウトドライターとして詳しく書いた記事があるので、そちらを参考にしてくださいませ( *`ω´)

https://www.lantern.camp/?p=80978


ちなみに、学内のシェルターを使おうとしたら何度か、ラブを語り合ってるカップルを前に退散することになりました…(笑)
フォルケホイスコーレは基本的には相部屋。希望すれば1人部屋を利用できましたが、お高いのでほとんどの人がランダムに選ばれた同性の同級生と相部屋を利用します(私は学校側にお願いして旦那と同部屋にしてもらいました)。
ということは、フォルケラブが発生しても部屋に連れ込みたくてもなかなか場所がない、という問題にぶち当たるそうです。
伝え効いた話で、
一部の猛者は同室者がいても連れ込んでたらしいですが。ほとんどの人は同室者に他の部屋で泊まってもらう、部屋以外の場所を利用するという手段を取る必要があります。
なので、学内のシェルターも人気(?)のフォルケラブスポットになるということ。

キャンプをしなくても焚き火はしょっちゅうみんなでしていたので、デンマークビール「カールスバーグ」をお供に楽しんでました。


そういえば、デンマークでアウトドアの仕方を教えてくれた師匠に聞いたんですが、新型コロナが流行してから日本で「屋外で楽しめる」アウトドアブームがきてキャンプが人気のアクティビティになりましたが、どうやら同じ理由でデンマークでもキャンプブームが来たそうです。
2021年のシェルター利用率は過去最大。なかなかお気に入りのシェルターの予約が取れないとのこと。
国は違ってもこういう共通点はあるんですね。

それでは今日はこの辺で。また早めに絵日記をアップできるように頑張ります(о´∀`о)
それではVi ses!

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