見出し画像

アイスランド旅行記⑥

今回はアイスランド旅行記第6段、ダイヤモンドサークル観光編。

アイスランド北部のミーヴァトン湖(Mývatn)周辺はアイスランドの中でも地熱活動がかなり活発で、ダイヤモンドサークルと呼ばれるエリアに見所が詰まりまくっているらしい。

南部の見所ゴールデンサークル、北部の見所ダイヤモンドサークルはツアーの数がめちゃ多く、アイスランド観光では首都レイキャビクからどちらかのサークルに行くツアーが一般的みたいです。

画像1
画像2
画像3


旅の途中、タイミングが合えば他の旅人と雑談がてら情報交換をしてます。アイスランドの天然温泉はなかなかネットにもGoogleマップにも載っていないし。有名どころの温泉はブルーラグーン(外部サイト)とかシークレットラグーン(外部サイト)とかあるんですが、せっかく火山と氷の国アイスランドに来たから秘湯とかに入ってみたかったんですよ。

ちょうどこれから向かうアイスランド北部のミーヴァトン湖周辺は、地熱活動が特に活発だし。観光センターとか旅人とか、ちょっとずつ情報集めて隠れダンジョン(秘湯)を探し出すのRPG感があってなかなか楽しい(о´∀`о)

4日目夜にあった旅人(ドイツ人。オランダ人彼女と旅行中)は我々と逆回りで1周してたので、お互い有益な情報を交換できました。

『え?わざわざアイスランドに来たのに10日間しかいないの?僕たち3週間でも短いって思ってたのに。1ヶ月くらいいた方が楽しめるよ(・・?)』っていう旅人格差が感じられるコメントも頂いたりしました。そんなことわかってるもん( ;∀;)

裕福な国のヨーロピアンとは金銭感覚も休暇感覚も違いすぎる…( ;∀;)。

今後どういう仕事するかはわかんないけど、1年に1回、1ヶ月くらい旅行できる身分に、私はなりたい…(^ω^)

と、いうわけでキャンピングカー5日目。まずはダイヤモンドサークルの見所巡り

ダイヤモンドサークル見所その①:デティフォスの滝(Dettifoss)

画像4


正直、アイスランドは壮大な滝が多すぎて若干滝の迫力に慣れてきて感動も薄まってきていたんですが、この滝はヨーロッパ最大の平均水量の滝らしい。

画像5

見ていて飲み込まれそうな、引き寄せられるような不思議な感覚になりました。その感覚を研ぎ澄ましすぎると身の危険なんですが、それだけ迫力があったということ。

見所その②:アイスランド版地獄谷、クヴェーリル(Hverir)

画像6

あたり一面、強めの硫黄臭が立ち込めており植物が生えない不毛の大地が広がってました。火星ってこんな感じの景色なのかなっていう地球というより惑星を感じる地熱スポット。あちこちでミニ温泉が湧き出ていたり、ミニ火山が噴いてたり。

画像7

日本人的にはこの強い硫黄臭は温泉入りたい欲を刺激するくらい(個人差があります)ですが、ヨーロピアンには割ときつめだったらしく、鼻を押さえている人が多かったです(個人差が以下略)。ちょっと慣れない異臭に半泣きになってるお子様も。

画像8


そして本日のメイン目的地、グリョウタギャオ洞窟(Grjótagjá cave)へ。狭い洞窟のいり口を抜けると、中には広い幻想的な青い温泉が。

画像9


手を入れてみたら温度も40度くらい。非常に日本人好みの温度(о´∀`о)。硫黄の香りも漂ってて、もう温泉欲が刺激されまくります。

画像10


天然にも程がある温泉で、温度管理ができないので入浴禁止なんですけどね( ´Д`)。火山活動でこの洞窟も結構動くので崩れる可能性もあるらしく、安全面に不安があるらしい。

今まで『安全は自己責任。各自気をつけて観光しなさい』っていう観光名所ばっかり立ったので、安全面を理由に何か制限して来る事実にちょっとびっくりしました。色んな意味でスケールのでかいアイスランド先生が言うんだから、大人しく入浴禁止も守ります(`д´)ゝ。超絶生殺し温泉スポット(なんか字面だけ見ると怪しい感じになるな)。

観光客が岩場に座りながら『入りたいなぁ(´·ω·`)』って顔して温泉を眺めている様子を見るのもなかなか楽しかったですよ(負け惜しみ)。

画像11


洞窟の上には大地の裂け目、ギャオ(Gjá)が。ここで別れた大地が北米プレートとユーラシアプレートとなって日本の海の底で合流します。日本だとプレートの境なんて見れないけど、アイスランドだとこうして地表に出てるから見れちゃう。

画像12


なので、世界的にもレアなプレート跨ぎができるスポットでもあります。アイスランドの呼吸、壱の型 ギャオ跨ぎ★

私はいまー、アイスランドの地でぇー、プレートを跨いでいまーす。右半身が北米プレート、左半身がユーラシアプレート。

ちなみに、ギャオはかなり深いので一歩間違えれば転落してかなり大変なことになりそうです。跨いでから下見たらヒュンってなった…:(;゙゚’ω゚’):

下手したらギャオの一部になってしまうので、もし跨ぎたい方は細心の注意を払って自己責任でどうぞ。

当記事は一切責任を取らないので悪しからず((((;゚Д゚)))))))

次回は秘湯探しの旅。果たしてアイスランドの隠しダンジョンは見つかるのでしょうか。また次回も覗きに来てくれると嬉しいです。それでは(・◇・)/

画像13


TwitterやInstagramもやっているので、そちらも覗きに来てくれると嬉しいです。

Twitter:@miu945

インスタグラム:@miu_jn3tbz

頂いたサポートは創作活動の糧にしますっ!