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Real Madrid 23-24振り返りbyみう

みうでございます。
シーズンお疲れ様でした、あと一試合ありますが、このタイミングで振り返りを書こうと思います。今季はほとんど負けがなく、CLの結果に関わらず出来すぎたシーズンだったと思います。

個人的にはSNSでの色々な発見や関わりがありました。メッセージ、コメント送ってくださいました、良くも悪くも色んな方々がいらっしゃいますね!リテラシーが本当に大切。

あと、みうは情報垢ではないです。
全然違います、全然違います

さぁ、本編に進みましょう

前提として、今シーズンは文句なしで素晴らしいシーズンでした。それでいて各選手のパフォーマンスも軒並みすごく良かったと思います。ただ差をつけるために、あえてこのような表現をしています。みんなSとAになってしまうので、、、

基準、及第点はCランク辺りに設定したつもりです。


Thibaut Courtois

ー(採点不能)
夏の大怪我と復帰間近の3月に負った怪我の影響で、シーズンをほとんどリハビリに費やした。3月の手術の際はシーズンOUTと言われていたが、五月に早くもカムバック。ピッチに立つと怪我前と遜色ないパフォーマンスを披露しあっさり守護神の座を奪い返す。容赦ない。

Andriy Lunin

A
良い意味で一番期待を裏切ってくれた。シーズン初めはケパのサブ扱いであったが年明けにはスタメンを確保。シティ戦を筆頭に驚異的なパフォーマンスの数々は今季の躍進に欠かせない要素の一つ。ビルドアップも試合を重ねるごとに精度が増していき、特にカルバハルに対するフィードは見事。29年までの契約延長が濃厚で、来季からはクルトワと守護神の座を争う。

Kepa Arrizabalaga

D
クルトワの怪我により急遽加入した助っ人。序盤のCLナポリ戦やクラシコなどの要所で活躍するも、ハイボールとミドルシュートに滅法弱く苦戦。序列が下がっても腐らず、シティ戦のPK戦の際にはルニンにアドバイス。レンタルながら人の好さを感じさせ、ファンから愛された。
”チェルシー”でも頑張って!

Éder Militão


こちらもシーズン序盤の大怪我によりリハビリ中心のシーズンに。4月に入って復帰するも、まだまだ本調子でない事がとてもわかるプレーぶり。結局ナチョのポジションを争えずBチーム専用に。コパアメリカと来シーズンに期待。

David Alaba


3人の大怪我の中で一番重いけがを負ってしまい、復帰できずにシーズン終了。怪我前のパフォーマンスも悪く、精彩を欠いていた印象。復帰の時期はいまだ未定、おそらく10月、11月とかになってしまう。心配

Antonio Rüdiger

S
スタメンCB2人が欠けたシーズンを支えた影のMVP。1年間ほぼ休みがなく酷使されるも、安定感のあるパフォーマンスを披露。CLではハーランドやケインなどの超バケモン級FWを見事に退治。見かけによらず、クレバーで知的な守備対応が素晴らしく、変なカードはもらわない。それでいてビルドアップもお手の物、付けるところを間違えず、フィードもgood。
現世界No1CB

Nacho Fernández

B
シーズン序盤はレッドカードを2度もらうなど、不安定なパフォーマンスを見せ、一時期は本職ではないチュアメニにCBのポジションを奪われ退団説もチラホラ。しかし最終盤ではらしさを取り戻し、パッションあふれるプレーで狂人と共に堅守を築く。

Ferland Mendy

A
今季は怪我に泣かされることはなく、最大の課題を克服。守備力は健在で、ザネ、ムシアラ、ベルナルド・シウバなどのバケモン達を単騎で封殺。もはや攻撃に難癖をつけられることも、求められることもなくなった。会見ではアンチェロッティから名指しで褒められる。多分大好き。
現状、デイヴィスよりメンディ派のほうが多いのでは?

Fran García

D
今季買い戻しでマドリーに復帰。プレシーズンの評価は上々で、6節まではすべてスタメンだった。しかし5節のラレアル戦、対峙したTAKE KUBOにボッコボコにされ流れが変わり、以降はアンチェロッティの信頼をつかめなかった。ヴィニシウスやロドリゴの即興性の高い世界にどうか関わり自分の良さを出せるか。これは攻撃を売りにする左SBにとって、来季以降も生き残るためには必須。

Daniel Carvajal

A
1年通して故障なく安定したパフォーマンス。もう32歳となるが、アグレッシブなプレーと知的な守備、ダーティーなファールとカードも健在。シティ戦では、グリーリッシュとドクの2連戦にヒィヒィ言いながらも食らいついた。後継者はしばらく現れそうにない。

Lucas Vázquez

B
fucking legend
プレイタイムは少ないものの、なんだかんだ居ないと困る存在。クラシコなど、重要な場面でしっかりと仕事をする活躍。若手組とも仲が良くロッカールームの番長。PKでの安心感は異常

Aurélien Tchouaméni

B
年末アラバが大怪我を負ったが、「チュアメニがCBやるから補強いらないでしょ」みたいな形で1月の補強なく、当たり前のようにCBで起用される。しかしぶっつけ本番でちゃんとこなしてしまう適応能力の高さ。ハイライトは累積リーチで迎えたシティ戦1stレグ、開始30秒でグリーリッシュに後ろからタックルしたシーン。おま、何してんねんってなった。
来季はクロースの居ない穴をどれだけ埋められるか。

Federico Valverde

A
昨季は終盤のガス欠がチームの失速を招いたが、今季はフルパワーで走りきった。ポジションはピッチの右サイド半分を担当と言う意味のわからないタスクを、持ち前のアスリート能力で可能に。無尽蔵のスタミナで倒れるまで死力を尽くした。マドリーの左右非対称の歪なシステムを成立させるにはフェデが必須。ハイライトはシティ戦のボレー。

Eduardo Camavinga

C
開幕数試合はクロースよりも序列が高かったが、いつの間にか元通りに。(クロースがおかしい)4番を置かない4-4-2のシステムで王様クロースと共存する最適解を見つけらなかった。守備面は素晴らしく、無理の利くフィジカルを活かした対人は圧倒的。クロースの抜けた来季以降は重要なピースになる

Toni Kroos

S
全盛期に劣らない存在感を発揮し、チームの王様に。バイエルン戦では劣勢だった状態から、ひとりで流れを変えてしまう程の支配力を見せつけた。弱点と言われがちだった守備も大幅に向上。対人守備もスペースを守る守備も見違える程に進化、シティ戦の二試合では守備面の貢献も目立った。あと5年くらいは活躍して欲しい。まじで

Luka Modric

C
昨年までは絶対的なスタメンだったが、今季はサブが定位置に。豪華すぎるスーパーサブ、ゲームチェンジャーとして今季の重要なピースのひとつに。モドリッチが入れば流れが変わる、チームに安心感が生まれる。ハイライトはセビージャ戦のゴラッソ。来季もよろしく

「まだ主役は譲らない」と言わんばかりの一撃

Dani Ceballos

E
昨年の良いイメージを引き継ぐことが出来ず、シーズン通してチームにプラスを与えられなかった。864分の出場に留まり事実上戦力外に。ハイライトはギュレルの初ゴールをアシストしたシーン。来季以降、立場が好転する気配がない。

Jude Bellingham

A
シーズン序盤、数多の不安を抱えながらスタートしたチームを支えた大黒柱。引くほどの決定力で得点を重ね、理不尽力で勝ち点を拾い続けた。しかし年明け以降は、肩や足首の故障もあり明らかにペースダウン。蓄積した疲労も影響し常に8割程度の出力に。CLのシティ戦、バイエルン戦ともに苦しいパフォーマンスだった。まだ20歳、来季以降の本領発揮に期待したい。

Brahim Díaz

B
当初の期待を大きく上回ったひとり。以前のアセンシオ的な役回りでの加入で、序盤は不遇と言われていた。しかしシーズン中盤以降は信頼を勝ち取り、スーパーサブの重要なピースに。両足使えるドリブルとシュート、狭い局面を打開するターン等1年目かららしさが全面に出た良いシーズン。ただ来季以降、競走はより厳しくなる。🐢

Arda Güler

C
度重なる怪我に悩まされ、シーズン前半半分はSNS係を担当。デビューしてからは数分間の散発的な出番に限られたが、毎回爪痕を残し最終的にBチームのエースに。レフティーの選手には珍しく右足も不自由なく扱える。想像以上の決定力で6ゴールをマークし今後に期待が持てるデビューシーズンだった。

Nico Paz

E
Bチームが主戦場で29試合14g/a。期待されてはいるもののトップチームの選手層の壁は厚く厚くなかなか出番が貰えない。恐らく近いうちに、アリーバスのようにプリメーラのチームに移籍すると思われる。ハイライトはナポリ戦のミドルシュート

Vinicius Junior

S
序盤はベリンガム、年明けからシーズン終盤まで、チームの命運を背負って引っ張ってきたのはヴィニシウス。今季はより内側での役割を求められ、2トップの一角としてプレー。序盤こそ苦戦したが、日を追うごとに成長し新たなプレースタイルを確立。
無から1を生み出す即興性と、試合を決める決定力。そして爆発的な単騎での火力。スペインに来て6年目、ついにバロンドールが射程圏内に。

Rodrygo

C
今季は波のあるシーズンだった。シーズン序盤は13節まで開幕戦の1ゴールのみ。ポジションが右から左に、時には真ん中に役割が試合ごとに変わってしまい安定した結果が出せなかった。CLラウンド8のシティ戦では2戦で2ゴール等重要なシーンでは勝負強さを発揮。50試合26g/a、悪くは無いが、来季以降の立場が怪しいぞ。🐢

Joselu

A
ハイライトはバイエルン戦、88分、91分の2ゴール。マドリーの歴史に名を刻んだカンテラーノ。
長年不在だった純粋な9番タイプで、マドリーの新たなオプションになった。プレイタイムは少ないものの10ゴールをマーク、器用さも見せた。なかなか点が入らない時期もあり、喜怒哀楽が表情に出てとても分かりやすかった。
加入直後から人柄、キャラクターが受け入れられ、愛された。

Carlo Ancelotti

S
昨季のチームからベンゼマを抜かれ、守備の要3人を怪我で欠いた歪なスカッドでのやりくりを強いられたシーズン。欲しかった9番ケインもCBも来なかった。
そんな限られた中、足し算ではなく掛け算でチームのパワーを最大化。ロドリゴやベリンガムの位置など、同じメンバーでも微調整を繰り返し勝ち星を重ねた。時には明らかな失敗もあったが、、
モドリッチやギュレルなど、扱いの難しい立場の選手に対するマネジメントは見事。カルロ船長の航海に脱落者が出なかった。
文句なしの100点満点です!


一応、左右差があって左のほうが良いです。


今回は以上です、皆様来季以降もよろしくお願いします。

次回のnoteは夏のマーケットの前に、おすすめメディア、Xアカウントを紹介しようかな?

CL優勝して、クロースを送り出したいですね!

それでは、 Hala Madrid!


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