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本日の猫たち #341(兄猫の捻挫)

昨日の続きです。

大雨と風を怖がり、キャットタワーのボックス部分、部屋の隅に置いてある箱、クローゼットの奥……(少しずつ移動)と安全な場所に避難していた兄猫。
半日もの間、ろくに食事をとらず(食いしん坊の兄猫からすると考えられないこと)、風がおさまった2時40分頃にひょこっと出てきたのですが、その後もどこか落ち着かない様子で、薄暗いところに隠れていました。

猫が暗いところに隠れるというのは、どこか不調の可能性が高いです。
それで兄猫の体にふれてみたのですが、見た目の異常は特にありませんでした。ただいつもは名前を呼ばれただけでゴロゴロと喉を鳴らす兄猫が、さわっても撫でても、おやつを見ても、ゴロゴロを言わなくなっていたので、おかしいなと思っていました。

ですが、うちの猫の誰かに異常があるときは、必ず「あ”~(おかしいよ)」と教えてくれるほかの猫たち(先住猫、妹猫)が、心配そうにはしていましたが、兄猫につきっきりというわけでもなかったので、風がおさまれば元気になるかなと。


事件は早朝に起こりました。

風も静まり、もう大丈夫かな? と思っていた朝6時。
夜型で仕事をしていた飼い主はそろそろ寝る時間。
ぼーっとした頭で猫たちの朝ご飯を準備していたら、外からバターンという大きな音がしました。(風でご近所の車のドアが勢いよく閉まったらしい)
いつもより神経過敏になっていた兄猫、あわてて逃げようとして、キャットタワーから勢いよく飛び降り、着地に失敗。
(上段からではなく、ふつうにいつも飛び降りている高さのところ)

骨折? の二文字が頭をよぎりました。

パニックになった兄猫は「みゅーんみゅーん」と大騒ぎし、右前足をかばうように、よろよろ歩いて箱の中にこもり、それからは名前を呼んでも、なにをしても背中を向けたまま、こちらを向いてくれません。
そのまわりを先住猫と妹猫が心配そうにうろうろ。

兄猫が足を負傷したのは間違いありません。

愛猫になにか起きると、もう本当に一騒動です。
まず飼い主のメンタルと体力ががっつりやられますし(仕事はまず無理)、病院に行くことになるとその日一日の予定が立ちません。

兄猫のえらいところは、キャリーの蓋を開けておくと秒で入ってくれるところです


朝一番でいつもお世話になっている動物病院に電話したのですが、その日は朝から予約で一杯だったため、かなり遠方の、別の病院へ。
朝からすべての予定をキャンセルしてドライブです。

結論からいいますと、「捻挫」でした。
捻挫ですんでよかったです。大事じゃなくて本当によかった……。

病院から帰ってきた兄猫(左)を箱の中から迎える先住猫(中央)と妹猫(右)


そして兄猫は箱の順番待ち


1匹の猫の不調、病院行きは、ほかの2匹にも影響します。
外から見守りカメラで家の様子をチェックしたのですが、いつも昼寝をする時間になっても、2匹ともベッドに行く様子はなく、窓のところに座って帰りを待っていました。

兄猫が帰宅してから片時も離れない妹猫


兄猫が病院に行ってから、一睡もしていなかった先住猫もお疲れ気味


今回で得た教訓は、天気が荒れる日は、兄猫をケージの中に隔離しておくこと。パニックになった猫の行動は、本当に予測できません。

なにはともあれ、捻挫ですんでよかったです。
猫たちも、3匹そろうと安心するようで、くっついて寝ていました。

飼い主も完全寝不足なので、今日は早めに休もうと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
気が向いたら、またのぞいてやってください。

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