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本日の猫たち #251

猫と暮らすと家が汚れる、と言われることがありますが、我が家の場合、その逆で、猫たちが汚してくれるからこそ、自然と掃除の機会が増え、家が片付いているような気がします。

飼い主の掃除中、中の人がいなくなった着ぐるみのような姿の兄猫


今朝も起きると、廊下に誰かが吐いた形跡があったので、ありがたく廊下を掃除しました。
猫が吐くのは珍しいことではないですが、おもしろいことに、吐き方にもそれぞれ個性が出ます。

先住猫はいつも洗面所、浴室(静かで誰もいない場所)に行って吐いてくれるので、掃除が楽です。
兄猫は吐きたくなったときに所構わず吐くので、時によってカーテン裏とか、服の上とか、掃除の難度が高いところに吐くこともあるのですが、一箇所にまとめて吐いてくれるので、ある意味、助かります。

トンネルの中にいる兄猫
たまにトンネルの中で誰かが吐いていることもあるので要注意


一番困るのが、妹猫。
過去記事で書いたことがある気がするのですが、けほっ、こほっ、と少しずつ吐きながら、物陰に移動するので、被害が複数に及びます。しかも吐いたものを隠すべく(においが嫌なようです)、室内に干しているタオルとか、飼い主の服を持ってきて蓋をしようとします。
椅子にかけていたカーディガンがなぜ廊下に落ちているんだろう? と思って拾い上げたら「ぎゃー!」というようなことが数回ありました。
(洗濯したらきれいになるので、今は「無」で表面の汚れを落とし、洗濯機に入れます)

我が家の風紀委員の妹猫は、ほかの猫が吐いたものを発見したときも、どこからか布的なものを持ってきて覆い隠し、「くさい! くさい!」とその上から砂かけジェスチャーをし、二次災害をもたらします。

なので大事なのは早期発見。

妹猫が吐くことは滅多にないのですが、妹猫が不審な動きをはじめたときは、妹猫より先に現場に到着すべく、すぐに追っていくことにしています。
おかげで俊敏性が増した気がします(猫化?)。

そういえば、私のまわりの猫飼いさんたちは、猫たちが吐く気配があったら瞬時にティッシュ(もしくは自分の手)を出す、という技を身につけたそうですが、うちの猫たちはなぜか飼い主の目の前では吐かず、飼い主がいないところまで移動するので、私にそのスキルはありません。

うちの猫たちが奥ゆかしいのか、飼い主を警戒しているのかは謎ですが。
おかげで、猫たちの吐いたものを発見するというスキルは磨かれ、ものぐさな私が毎日掃除できるようになったので、猫たちに大感謝です。

今日も仲良しの先住猫(左)と妹猫(右)


お互いの顔が歪むほどくっついています


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