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本日の猫たち #239(ストーカー猫)


つい先日のこと。子猫をお迎えした友人と猫談義に花を咲かせていたら、「うちの子、ストーカーで困るのよ」という話題になりました。
友人を母親のように慕い、どこにでもついてくるそうです。
「トイレの中にまで入ってこようとするし、入浴中は出てくるまでドアの外でじっと待っている。仕事に行こうとしたら、行かないで攻撃をしてくるの。めちゃくちゃ可愛い!」と、のろけのつもりで動物病院の先生に話したら、分離不安症の可能性があるかもしれませんね、と言われたとか。

分離不安症:飼い主から離れることに強いストレスを感じ、ひとりだと精神的・肉体的にダメージを受ける諸症状のこと。問題行動を起こすこともあります。

うちの猫たちは幸い?飼い主の後を追っかけ回すことはないので(皆ドライ……)、飼い主がいないストレスで問題行動を起こしたりという心配はしなくてすむのですが、そういえば、わが家にも立派なストーカー猫はいます。

そうです。妹猫です。
妹猫のストーキングの対象は人間ではなく、猫――先住猫です。

いつも先住猫をさがしている妹猫


先住猫を慕うあまり、妹猫は完全に先住猫の子分か、ストーカーと化しています。よろしかったらそのストーカーっぷりをご覧ください。

先住猫(左)の行くところ、行くところついていく妹猫(右)


これでもまだよくなったほうで、妹猫がまだ子猫(2カ月)だった頃は、完全にカルガモの親子でした。

昨年夏。一番下に先住猫、中段に妹猫がひそんでいます


先住猫の背後に妹猫


先住猫(左)の隣は妹猫(右)のもの


飼い主とボール遊びをしている先住猫(奥)の前に横たわる妹猫(手前)


「家政婦は見た」状態の妹猫


妹猫からすると、先住猫さえいてくれれば、飼い主はいてもいなくてもいい、という心境のようです。

ストーカー(左)を愛情こめて舐める先住猫(右)


妹猫が飼い主に先住猫ほどの愛情を向けてくれないのはちょっと残念ですが、それでも幸せそうな猫たちを見ていると、こちらも幸せな気分になりますし、妹猫は先住猫を探す名人なので、先住猫の姿が見えなくなったとき(滅多にないのですが)、秒で探し出してくれるので感謝しています。

仲良し三匹
好きすぎるあまり、先住猫(左)を足蹴にしてしまう妹猫(右下)



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