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本日の猫たち #096

皆様、台風の影響は大丈夫でしたでしょうか。
帰宅困難で大変な思いをされた皆様、冠水や土砂災害の被害に遭われた方、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

我が家は幸い無事でした。近くの避難所に避難するようアナウンスがあったりもしたのですが、一夜明ければ台風一過で快晴。ベランダに飛んできた木の枝や泥などの後片付けに追われました。

台風一過で、鳥たちが戻ってきたので
バードウォッチングにいそしむ三匹



うちの兄妹猫たちがうちに来て、はやくも約1年が過ぎたのですが、地震、台風、大雨、来客、家のリフォーム、通院、シャンプー、爪切り、抱っこなど、俗に猫が苦手だと言われることを一通り経験した結果、我が家の三匹にとって本当に「苦手」なものがわかってきました。
興味のある方、どうか読んでやってください。

まず
先住猫(2歳1カ月)の苦手なもの
・爪切り
・抱っこ
・見知らぬ男性の声(低音)

普段はクールな先住猫


先住猫のすごいところは天災にはびくともしないところです。地震のときも落ち着いていましたし、今回の台風でもまったく動じず、平常通りでした。
爪切りと抱っこは子猫のときから苦手だったので仕方ないとして、意外だったのが男性の声(見知らぬ人)を怖がること。
インターホンに男性の声が響いた瞬間、逃走します。最初はインターホンにびっくりしたのかと思っていたのですが、そうではなく、男性の低音ボイスが苦手な様子。野生だった幼いときに何かのトラウマを受けたのではないかと思うレベルで逃げます。

先日、私の友人が数人(旧社会主義国で知り合う。6~10年ぶりの再会)我が家に遊びにきてくれたのですが、男性の声を聞いた途端、先住猫は寝室に走り、布団の下にもぐりこみ、自発的に出てきませんでした。
相手が女性だと初対面でも普通におもてなししてくれるのですけれどね。

コロナ禍のときは自粛し、家に人を招くことがなかったので、来客に驚きがあるのだと思います。人間は男性も女性もこわくないよ、ということを少しずつ知ってもらえたらうれしいです。


兄猫(1歳1カ月)の苦手なもの
・シャンプー(とドライヤー音)
・突発的な音

対人間スキルは抜群の兄猫


悪戯好きで、我が家の破壊工作に余念のない兄猫ですが、実はものすごくフレンドリーな子です。警戒心ゼロで「こんにちはー」と誰にでもすり寄ります。昨年入院していたときも「ねえ、ねえ」と誰にでも話しかけ、病院の先生やスタッフさんに愛想を振りまいていたそう。
上記の、先住猫が逃げてしまった男性のお客に対しても、「誰この人?」という顔はしましたが、誰がさわっても大丈夫で、最初から最後までお客のそばにいました。
ちょっとした物音にパニックになるのに不思議です。


そして
妹猫(1歳1カ月)の苦手なもの
・未知のものすべて

お気に入りの長椅子


三匹の中で警戒心が一番強いのが妹猫です。逃げ足選手権があったら入賞できるレベルです。が、それと同時に一番好奇心が強いのも妹猫です。
「こわい」けれど「見たい」ので、来客の際、びっくりしてバーッと逃げても、少しずつ近づいてきます。
先日、お客をもてなしていたときも、ドアの向こうから家政婦は見た状態で部屋の中を凝視したのですが、気がつくと距離をつめていて、お客の手が届く位置にちょこんと座っていました。
見知らぬ人間は「こわい」。けれど近くで「見たい」。
でもまだ「心の距離を詰めた」わけではないので、お客が手をのばすと、逃げます。

三匹の中で一番適応力があるのも妹猫です。
「慣れ」というのもあるのでしょうか。最初はドライヤーの音や掃除機の音にびくついていたのですが、今はまったく気にしなくなりました。

こういう他人の猫の情報って第三者からするとおもしろいかどうか謎ですが、まとめてみました。

掃除をしていたら、「猫の手をお貸ししましょうか?」
という顔で見てくる妹猫


地震があったり、台風があったりと、何かと落ち着かないですが、どうか猫たちのことを深く知り、快適な猫ライフをお過ごしください。
世界中の猫と飼い主さん、猫好きな方、猫に関わる方たちが幸せでありますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます☺

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