第5回.21-22シーズン終了‼‼‼

みなさんお久しぶりです。。なんやかんやで前回の投稿から4ヶ月ぐらい経ってしまいました。
そうです。忙しかったんですとても笑

では早速、本題へ!
今回のタイトル、いきなり何?って思う方もおられるかと思いますので、この場をお借りしましてきちんとご報告いたします。
帝塚山大学女子バレーボール部アナリストを引退後、この度、奈良県を本拠地とするVリーグ所属の男子プロバレーボールチーム「奈良ドリーマーズ」でアナリストをさせて頂くこととなりました👏
チームには1月から帯同していて、リーグも途中からではありますがチームと共に戦っていました。
その21-22シーズンが先週終わりまして、結果はというと15チーム中11位。自動降格圏内で、来シーズンからV3で戦うことが決まりました。

正直、”難しい!”この一言に限ります。
まず、これまで選手としてもアナリストとしても女子バレーの世界でしか戦ってこなかったため、男子バレーに慣れるのに時間がかかりました。サイドアウトの切り方やラリーの取り方、そして何より、ゲームメイクの方法や考え方が女子バレーのそれとは違う点が多く見えました。実はまだまだ分からないことも多くあります…。
なにより、今までアナリストがいなかったこのチームに対して、データとは何なのかや、アナリストの存在意義の定着を図ることは難しく、これからも私の大きな課題になりそうです。

そして、私の初めてのV参戦は悔しいものに終わりましたが、それ以上に収穫が多くあった、そんなシーズンでした。
チームに帯同してたった3か月でしたが、選手の性格やどんなデータを好んで見たがるのかなど、少しではありますが見えてくることがありました。
男子は女子と違って自分の意見などをストレートに伝えてきてくれます。その意見も汲みつつ、スタッフで最善の策を練って試合に臨む。その形が出来上がるまでに時間がかかってしまったことも、今シーズンの反省点かなとも思っています。

私が今シーズンを通して学んだ、というより再確認できたことが一つあります。
それは、「アナリストはデータを出すだけの存在ではない」ということです。アナリストは監督が求めるデータを迅速かつ完璧に出すだけで、チーム事情や采配に口を出していいものではない、と私は学生時代に言われてきました。私はそれに対してずっと、疑問と少しの反発心を持っていて、アナリストの仕事は決してそれだけではない!と自分の行動をもって示したいと思い、Vリーグの世界でもアナリストを続けることを決めました。
そして実際、手探りではありますが選手たちとの会話を通して、実現できたデータもありました。確かに言われたデータだけを出していればそれでいいという人もいていいとは思います。でも、チームを支えるっていうのはそんな単純な仕事で片付けていいものではないと思うんです。それをVリーグというステージで再確認することが出来たことは、私にとって大きな収穫でした。

さて、来シーズンはV3での戦いになります。
今シーズンは途中からの参戦でしたが、来シーズンは最初から関わることが出来る、言わばこれが私の本当のVリーグでの戦いになります。
もう這い上がるのみなので、このオフシーズンにアナリストとして何が出来るのか頭をフル回転させながら、来シーズンのリーグに備えていきたいです。

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