雑感

本日は多種多様な職業に従事する社長、及び役職者が語った田中泰延さん、及び糸井重里さんに関する話を備忘録として書き留めておく。
めちゃくちゃ酔っ払っているので支離滅裂な内容なのはご容赦いただきたい。僕自身糸井さんにTwitterフォローしていただいてるのにこんなことを書くべきじゃない悪い話なんだけど、あえて残して置こうとおもう。すみません。

これは、某有名文房具会社の役職者という友だちの話である。
まず「ほぼ日」について。
営業にくる業者の人の糸井重里推しが強いけれど、市場は糸井重里ブランドの影響はほとんどない…という話。
友人の話によると「ほぼ日」というブランドのほとんどは糸井重里であるとのこと。これは僕も納得する。糸井さんのいない「ほぼ日」の魅力は半減する。現状では多かれ少なかれこの考え方は外れではないと思う。それだけの求心力を糸井さんが持っているからだ。
「ほぼ日」が株式上場したのが気に食わないと友人は言う。この施策は未来のない会社の延命措置以外のなにものでもないと。「ほぼ日」の株価が上がらないのはそのせいだと切り捨てた。
時代を切り開いた糸井重里という人物は偉大だけれど、その力が強すぎて会社として経営は難しい状態じゃないの?とのことだった。彼は役職者として「ほぼ日」との契約を切ったという。この先の見込みはないと彼は判断したそうだ。もちろん未来のことは誰にもわからない。けれど彼だって世界を相手に営業してきた実績がある。
…一部のファンを除いて糸井重里を知る人がいないという現実。そのブランド力は年々落ちてきて、これから後、爆上がりする見込みはないだろうと言う友人。「ほぼ日」の株価が上がらないのは、投資家たちが見限ってるからじゃないの?ということ。厳しい意見だけれど、一般の人はこう思っているという一例である。

「ひろのぶと株式会社」について。
友人曰く「田中泰延って誰?」であった。当たり前である。コアなファンが多いひろのぶさんも、世間に出れば見知らぬ人であることに間違いはない。
その人が著者の印税を2倍にすると豪語しても、「それがどうした?」としか思えないそうだ。
「じゃあ著者のクオリティが2倍になったの?」と友人。もちろんそんなことはないし、著者の作品に対するクオリティはどの本に関しても変わりはないし比べるものでもないし、そうではなくて、簡単に説明すると今まで著者の取り分が少なかったからその慣例を取っ払おうって話なの…と説明。でも友人は「そんなの買う側にはわからないし、購買意欲には何ら繋がらないよね?」とのこと。ごもっともである。

「今のご時世、紙の本を買うことが奇跡だし、そもそも著者を知らないし、出版元も聞いたことがない。よく5000部も出したね?Twitterてそんなに影響力あるの?」とのこと。さらに「田中なんちゃらって人が人気なのかもしれないけれど、彼が存在しなかったら終わりじゃね?そんなワンマン経営怖くて投資できないよね?」と。「死んだら終わりなんて無責任なこと会社じゃあり得ないじゃん…会社は社員の雇用を守る義務があって、自分が死んだら会社が立ち行かなくなるとか、そんな無責任なことないでしょ?スタートアップとかイノベーションとか、本人たちは一生懸命なんだろうけど危ういよね…見てる立場なら。そんな危ない橋に乗っかれないよ…」と厳しい意見。

わかる…わかるよ…でもそれを飲み込んで始めてるわけじゃん!
と思ったけど、今日のところは彼の率直な意見に耳を傾け、ひたすら聞き役として意見を頂戴いたしました。

彼は最後にこう言った。

別に糸井さんも田中なんちゃらさんも好きでも嫌いでもないけれど、著者の印税が2倍になって本が売れてウハウハになったところで僕らには何ら関係がないし「良かったね」くらいかな。まーミサオさんがそんなに言うなら気にかけてみるけど、その程度なの…勘弁して。とのことだった。

これもまた、もちのろんである。

すみません。超酔っ払ってます。あしからず。



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