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ネットフリックスが「アニメ」を重視する理由について

東洋経済オンラインの記事を基に、
“ネットフリックスが「アニメ」を重視する理由” について
マーケティングトレースしていきます。

ネットフリックスとは?

Netflixというアメリカの動画配信会社で、2017年12月の時点で190ヵ国以上で配信事業を展開し[3]、2018年の売上は157億ドル(1.57兆円)、契約者数は世界で1億2500万人。
1997年にDVDレンタルサービスで創業したNetflixは2007年1月にビデオオンデマンド方式によるストリーミング配信サービスへとコアビジネスを移行。
Wikipediaより引用。

世界的なアニメの需要

日本の文化とも言えるアニメですが、キャプテン翼やドラえもんだけでなく多くの作品が世界中で多くの方に見られています。
例えばキャプテン翼ですが、スペインのサッカーチームバルセロナの選手達も見ていて、「このアニメがきっかけでサッカーをした」と言うほど影響力があります。
Wikipedia中にあるNetflixの歴史から見た「発展期の今」の項目を見ても、
局所的な需要で終わるコンテンツよりも、世界的に需要のある「アニメ」は強力なコンテンツだろうと思います。
東洋経済オンラインの記事中の言葉にもありますが、

「アニメなら登場人物や場所の設定に自由度があり、過去から未来まで時空を飛ぶことも容易。」

まさにその通りだと思います。
カスタマイズして配信する権利さえ得れば、独自のコンテンツとしてより集客できますし、グローバル展開する上でアニメを重視するメリットは大きいです。

文化の垣根を越えるコンテンツとしてのマーケティング戦略

Netflixでアニメを見るターゲットは、30代までのアニメ世代だと考えています。
先ほどのキャプテン翼などのアニメを子供の頃から見て育った世代が、自分の子供たちと一緒にアニメを見る。
その世代に向けてコンテンツを配信していると仮説を立てたからです。
Netflixの取り組みとして、マンガの作者と契約を結び、独自コンテンツの制作にも力を入れているそうなので、ユーザー目線で言うと、Netflixを使い続けなければ見れないコンテンツが出てきます。
そうすることで、根強いファンの多いアニメを重視することがNetflixの収益の柱として成り立ってきます。
マンガの作者と契約を結び、独占配信することでNetflixの一強になると危機感を抱く点は納得しますが、可処分時間の取り合いにおけるマーケティング戦略としては非常に強力で練られた方法だと考えました。

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