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カルピスのマーケティング戦略とは?

カルピスの#マーケティングトレース

会社名:アサヒ飲料株式会社
業界:乳酸菌飲料などの製造・販売
代表者:米女 太一さん
理念・ビジョン:「期待を越えるおいしさ、楽しい生活文化の創造」
売上高・営業利益:2兆890億円・2014億円
従業員数:3,300人
トレース目的:顧客から選ばれ続ける商品を提供する戦略について学びたい。

マーケティングトレース参考URL

・アサヒ飲料株式会社
 https://www.asahiinryo.co.jp/index.psp.html

カルピスとは?

白くて甘い乳酸菌飲料です。

ラインナップ

個人的な感想ですが、「夏と言えばカルピス」です。
同じくアサヒ飲料の商品である、”三ツ矢サイダー”を飲んだりもしますが、今年は「カルピスサイダー」にはまっています。
「カルピス」の生みの親・三島海雲(かいうん)さんによると、
「カルピス」の本質は、“おいしいこと”、“滋養になること”、“安心感のあること”、“経済的であること”の4つ。
カルピスが出来て100年以上たった今でも、一消費者として「カルピス」の本質をイメージで理解していることが素晴らしいです。
このイメージ作りには、「カルピスのCMが欠かせない」はずです。
“キンッ”というグラスと氷の当たる音から始まり、カルピスを注ぐ音…。
夏を感じます。

STP分析

ターゲットは、10~20代の男女と設定しました。
その理由は、
・カルピスをペットボトル飲料として販売していること
・味のバリエーションを作っていること
カルピスはとても美味しいですが、甘さゆえに後味がネックだと感じていました。
そこで、少し薄めの”カルピスウォーター”や”カルピスサイダー”によって後味をさっぱりさせることに成功していると考えました。
また、「カルピス」のキャッチフレーズ「初恋の味」から”学生⇒放課後”と連想し、カルピスを青春の味へとイメージチェンジを図っているのではないかと仮説を立てています。

放課後カルピス

「放課後カルピス」がそのイメージ戦略を表現していると考えられます。

カルピスのマーケティング戦略とは?

「カルピスと言えば、夏」のイメージをベースに、
・子どもたちが家でおいしくカルピスを飲む姿
・学生が青春を過ごす中でカルピスを飲む姿
この2つの姿をマーケティング戦略として打ち立てていると考えました。

自分がCMOだったら?

著名人を起用するのではなく、一般の方の生活をYouTube動画で配信します。
その人にとってカルピスがどんな役割を担っているのか?
言葉ではなく、ストーリーで共感を得るような動画です。
そして、
コロナウイルスで世界中の人が大変な状況にあります。
その人たちへひと時のやすらぎを届けるためにカルピスを提供します。
創業者の三島海雲さんの言葉、
「私心を離れよ、そして大志を持て」を体現するのは今です。

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