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2023年にWF-1000XM3は使えるのか。

始めに

今回は2019年発売のSONYのフラッグシップワイヤレスイヤホン、WF-1000M3を購入したのでレビューしていきます。

発売当時の定価はソニーストアで税抜25,880円でしたが、現在は中古で4,000-6,000円程度で購入できます。

最近は中高生で3,4万円もする高価なワイヤレスイヤホンを使用する人を良く見かけるようになりましたが、一般的なご家庭だと、イヤホンに3,4万円も出せないぞ、という考えの方が多いのではないでしょうか?

正直、私もそう思います。
そういう方々にこそこの製品をおすすめしたいです。

音質について

中古とはいえ6000円で、それも2019年のワイヤレスイヤホンということで
「そこまで音質は良くないのでは?」
と思う方も多いかもしれませんが、個人的には音質が悪いと思うことはなく、むしろ同価格帯の有線イヤホンを凌ぐほどの音質を誇っていると思います。

私は新品で6000円程度で同じくSONYのMDR-EX650という有線のイヤホンも併用していましたが、比べてみるとMDR-EX650のほうが音がくぐもったようで聴きづらく、明らかにWF-1000XM3のほうが高音質に感じます。

また、SBCとAACに対応していないということでハイレゾ再生には非対応ですが、DSEE HXというSONY独自の音源アップスケーリング技術によってハイレゾ相当の音質での再生が可能である、と謳っています。
実際、DSEE HXをONにしたほうが明らかに音の迫力が上がって、はっきり明瞭に感じました。

機能面について

次にノイズキャンセリングについて、これは私がほかにノイズキャンセリングイヤホンを使用したことがないので、比較していうことはできないけど、電車にのっているときでも細々とした騒音はかき消せすことができてよかった。

外音取り込みもやや違和感はあれど、音楽を聴きながら会話や作業ができ便利です。

それと、当然ですが昨今話題のマルチポイントには非対応でした。ただ私の場合スマホでしか使用していなかったので、特に困ったり不便に感じることはありませんでした。

機能面からは少し外れるかもしれませんが、装着感に関しては正直かなり最悪でした。
ちゃんと押し込むように付けないと、少し動いただけでもぽろっと落ちそうになったり、あとは動画をみてるときに笑ったりするとかなり装着感が緩くなります。

また、イヤーピースも一番小さいサイズでも大きく感じ、圧迫感がもの凄いです。

総評

個人的には、この音質と機能性でだいたい6000円程度で購入できるのはかなり破格だと思いました。
ただ、全体的にサイズ感が大きいようでケースもイヤホン自体もそこそこスペースをとるし、耳の小さい小学生にプレゼントするというのは難しいのではないかなと思います。






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