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【詩】セルリアンブルー【ひと色展】

宇宙の果てを私の視線で焦がそうと、青い空を睨みつける
思考と言動が分離すること、世界はこれを許さない
こぼっ、と音を立てて、口から零れた水泡は、誰の目に止まらないまま弾けて消えた

泡沫

ちぐはぐ、ちょきちょき、ちくたく、かちかち
濃すぎる青を吸い込んで、そしたらそしたら息苦しくて咽せちゃった
わかってたのにさ、わかってるんだよ

ピンクが嫌いだったのに、なぜかスカートは履けました

イラスト・イシノアサミさん

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眠れない夜に

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