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女性に力を与えた /イヴ・サンローラン展

国立新美術館で開催されているイヴ・サンローラン展に行って来ました

土曜日の夕方でも15分くらい列に並んでの入場。
年齢層は若いかな

基本撮影禁止
ディオール展では全面撮影OKだったのに
一室のみOKでした

どうしてもディオールと比べてしまいますが、洋服の展示は少なめで
デザイン画などが多く
アクセサリー類は可愛かったんだけど
これも少なめです

ディオールはバックとか小物の展示にも
力をいれていて魅了されましたが
イヴ・サンローランはそれがなく
シンプルな展示方法でじっくり鑑賞できるようになってました。

暗闇に光るカーディガン
よく見るとビーズが全体に施されていて
キラキラと輝いてるんですよ

間近で繊細な刺繍も見れて
とにかく綺麗で
じっーと顔を乗り出して眺めてしまいました。
これがオートクチュールというものなんですね
誰を想像して作られたものなのかも知りたいところでした。


撮影できた場所はここだけ。

"人生でもっとも大切な出会いは自分自身と出会うこと"

これは、2002年の引退会見での
イヴ・サンローランの言葉。

「シャネルは女性に自由を与え、イヴは女性に力を与えた」とベルジェが語ってます。←生涯のパートナーで実業家

シャネルによってコルセットの拘束から解放された女性に、イヴ・サンローランはパンツルックを街着として着る選択肢を与えたと。

当時はとても変革的だったんだと
思います。

ファッションからも
時代の移り変わりを見る事ができて
おもしろかったし、洋服は自分の欠点をも自信と魅力に変える力をもっていると
イヴ・サンローランの言葉で
新しい自分自身に出会えるきっかけも
洋服から得られるという事を
少し考えてみました。

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普段何気なく着ている洋服たち。
作り手の歴史や苦悩を知ると
その人たちの葛藤があったからこそ
今私はお気に入りの洋服を着て
毎朝、その日になりたい自分や
見せたい自分になって
楽しい1日を過ごす事が出来ているんだって思うと感謝です!!


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