【1-6】EZRをRstudioから呼び出す方法
以前Rを使うためのソフトを紹介しました。
その中で統計を勉強してみたいという方はRstudio + EZR(Rコマンダー)の組み合わせをおすすめしました。EZRは自治医科大学附属さいたま医療センターのページで紹介されていますが、実はEZRのダウンロード、インストール、呼び出し全てRstudioからでも行えます。
今回はRstudioからEZRを呼び出す方法を紹介します。
1.EZRのインストールをRstudioだけで行う。
2通りあります。
コードを書く場合
#コピーしてConsoleにペーストして実行
install.packages("Rcmdr", dependencies=TRUE)
install.packages("RcmdrPlugin.EZR", dependencies=TRUE)
#以上です。インストールしなおさない限りこのコードを実行することはありません。
Packagesビューを使う場合
2.Rコマンダーを呼び出す
EZRを呼び出すにはまずRコマンダーを呼び出します。
コードを書く場合
library(Rcmdr)
Packagesビューを使う場合
3.RコマンダーからEZRを呼び出す
EZRはRコマンダーから呼び出します。
4.完成図
これで完了です。
見た目は似ていますが「標準メニュー」となっていればEZRになっています。
5.注意点
RstudioのPackageにRcmdrPlugin.EZRがあるのですが、クリックしても何も反応しません。上記の手順が必要です。
EZRを使うと結果はRstudioのコンソール画面に出てきます
1度開いたEZRを×で閉じてしまうと、同じ方法を行っても開かないことがあります。一旦Rstudioを再起動するかプロジェクトを開き直すとまたできるようになります。
グラフはRstudioのPlotビューではなく別ウィンドウで開くことがあります。
この辺りはパソコンのOSでも挙動が違うかもしれません。私はmacを使っていますが、もしWindowsで違う挙動があればこの記事でも紹介しますので連絡いただけると嬉しいです。
6.まとめ
今回はRstudioとEZRを同時使いするための方法を紹介しました。
Rstudioだとどう使えばいいかわからない。でもいずれ使えるようになってみたい。という方は同時使いをがおすすめです。EZRの手軽さ、それがどのようなコードで書かれているのかを同時に体験することができると思います。
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