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みとんの読書

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読書に関する記事をまとめています。
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記事一覧

幸せのフォトンを飛ばそう〜『小鳥とリムジン』読者感想文

ドラマを観ていて料理を作るシーンや食べるシーンが出てくると何故か幸せな気持ちになる。今観…

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そして、逢いたくなる

小川洋子さんの『小箱』を読んだ。数年前に買って積読していたのをやっと読む時が来た、と特に…

石元みとん
3か月前
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違う人生があることすら知らなかった〜『黄色い家』読書感想文

ACジャパンのCMを初めて見た時にハッとさせられたことを覚えている。知らないということがどれ…

石元みとん
6か月前
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全部心あたりがあるから愛おしくなる〜『神と黒蟹県』読書感想文

タイトル見て「なんのこっちゃ?」と思いました。なんやねん、と。でも、なんか惹かれちゃった…

石元みとん
7か月前
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先が分からない不安と楽しさ〜『冬に子供が生まれる』読書感想文

佐藤正午さんといえば『月の満ち欠け』の人。それくらいのことしか知らない。 本屋さんで見か…

石元みとん
8か月前
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タイトル買いですが、何か?〜『地雷グリコ』読書感想文

朝日新聞には毎週土曜日に本の書評ページがあります。私の好きなページです。書評を書かれてい…

石元みとん
8か月前
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科学も物理もわからないけど面白さはわかる〜『プロジェクト・ヘイル・メアリー』読書感想文

SFが好きかと聞かれたら、まあ好きです、と答える。NHKの少年ドラマシリーズで筒井康隆や眉村卓に出会ってワクワクドキドキし、星新一のショートショートにハマってたこともあるし、好きなSF映画は何本もある。ただこのところSF小説との相性が悪くて、「SF、ちょっと苦手かも」って思い始めていた。未来からやって来た人たちが騒動を起こすとか、地球を救うためのチームが宇宙に派遣されるとか、記憶を消されて自分が誰かを探るとか。そういう単純な話ではなくなってきているのだ。 もっと、科学とか、

わたしたちは、持ち堪えてしまう〜『水たまりで息をする』読書感想文

私の妹は25歳からアメリカに住んでいて、10年くらい一度も帰国せず、グリーンカードでやっと自…

石元みとん
11か月前
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他人と比べた時点で不幸は始まる、だったらやれることをやるだけ〜『トリプルセブン』…

伊坂幸太郎さんの小説の一番良いところは、世の中でいわゆる“勝ち組”と呼ばれるような人、生…

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大変遅ればせながら本屋大賞ノミネート10作品を読破したので一応振り返っておこうかな…

やっと読破出来たので、昨年に引き続きやっときます。 私は本屋大賞をめちゃくちゃ信頼してい…

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“捨てる”と“選ぶ”の覚悟〜「汝、星のごとく」読書感想文

凪良ゆうさんの作品を初めて読んだのは『流浪の月』だった。私は凪良さんの言葉のチョイスやそ…

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ちょっとチクッとしたけどやっぱりギュッとしたくなる〜『川のほとりに立つ者は』読書…

この人は私の気持ちの代弁者。綺麗な気持ちよりも、ちょっと黒い、自分でも良くないって分かっ…

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今のうちに書いておきたい、伝えておきたい。〜『夜に星を放つ』読書感想文

主人(ちゃま)のいとこが亡くなった。家で作った野菜や果物を季節ごとにお裾分けしてくれてた…

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クイズプレイヤーの真髄〜『君のクイズ』読書感想文

クイズ番組が好きだ。間違い探しとかではなく、普通に、知らないと答えられないような、そういうやつが好き。めちゃくちゃ難しい問題にたまぁに正解出来ることがあると大喜びする。そりゃそうよ、私、知ってるもん、てのは自慢だから。たまたま何かで読んだとか聞いたとかしたことがたまたま頭に残ってて、それが出題されたなら「キターーーっ」てなもんよ。時々、「あーちょっと待って、これ、分かる、分かるんだけどもうちょっと、あともうちょっとで出てきそうだから、ちょ、待ってよ」って言ってるうちに早押しピ