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話を聞く時は気持ちにフォーカス!

私の社会人1年目は幼稚園で年少組の担任としてスタート。
もう担任のクラスの子どもたちが可愛くて、大好きで。
仕事面では大変なこともたくさんあったのですが、保育時間中はあたふたしながらも大好きな子どもたちと過ごせることがとても嬉しかったです。


そんな初めて担当した3歳〜4歳の子どもたち。みんな一生懸命に話をしてくれます。
昨日食べたもの、遊んだこと、好きなおもちゃのこと、行った場所などなど。


でもまだまだたどたどしく、内容が分からないことも。何の話をしてくれてるのだろう?と思って頑張って聞くのですが、なかなか理解するのが難しい。

そんな時に、最初は無意識だったのですが、この子は今どんな気持ちなんだろう?とか、その時どう思っていたのだろう?とか、感情にフォーカスして聞いていたら、その子が伝えたいことが理解できた気がしたのです。

そして、汲み取った気持ちを「嬉しかったんだね!」「あー、それは悲しかったね」「楽しくてよかったね!」と言葉にして伝えると、「うん!そうなの!」と話が伝わった事を喜んでいるようでした。


泣いている時もそう、「泣いてたらどうしたいか分からないよ。何か言って!」
となりますよね。でも泣いていて何も言わない。

そういう時も、この子は今どういう気持ちなんだろう?と気持ちにフォーカスしてみる。

悲しいのかな?
悔しいのかな?
寂しいのかな?

その汲み取った気持ちを問いかけてみると、「うん」と答えてくれたり、どうしたのか話してくれたりする。


「先生嫌い!」
「あっちいって!」

新人の頃は子どものこんな言葉にもいちいち傷ついて、どうしようとオロオロしていたものですが、慣れてくるとそんな言葉もどんとこい!

どんな気持ちでこんなことを言っているんだろう?と気持ちにフォーカスすると、「あぁ悔しいのか!」「本当はかまってほしいんだな、抱っこしてほしいのかな」と本音が見えてくる。


そんな経験を沢山してからは意識して、気持ちにフォーカスするようになりました。すると、以前よりもスムーズに子どもたちの伝えたいことを感じ取れるようになっていったのです。

保育(仕事)と育児は全然違うと感じているのですが、これは子育てにもいかせています。


子どもも、大人も一緒で、話の内容そのものよりも、その時どう思ったとか、どう感じたとか、その時の感情が伝わると満足感が高まるそう。

確かに。

私も、子どもが寝たあと帰ってきた夫に

「〇〇がなかなか寝なかったんだよ」と話したとして、

「寝なかったんだ、〇〇は遅くまで起きてたんだねー」

じゃなくて、

「それは大変だったね!お疲れ様」と言われたい。


話を聞く時は気持ちにフォーカス!してみると、子どもの理解も深まるかも!


読んでいただき、ありがとうございました!

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