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「撮っていいんだ」と思えた日

私はここ最近、近所の写真を撮っていませんでした。というよりも、撮ることを忘れていました。
ライトアップやイルミネーションといった、演出された美しさを撮る楽しさに気付いてしまったからです。

もちろん、自然に出来上がった光景を撮る時が一番ワクワクし、気分が高まります。

でも、ライトアップを撮っている時、思ってしまったのです。

「あ、これ楽しいわ」

それが皮切りとなって、そういう美しいものを探し、追い求める習慣が無意識についていきました。
そうして昨日、車窓から海を見た時に、ふと気付きました。

「そういえば日常の写真も撮っていいんだった」

私はTwitterで毎日投稿をしていて、そのせいでよく「写真のストックがない」と嘆いていましたが、これは撮るものに対し自分で無意識のうちに制限をかけていたためだったのです。

当然といえば当然のこと。でも、自らがその渦中にいると気付けないこともたくさんあります。

人に迷惑をかけなければ、ルール違反でさえなければ、何でも好きなように撮っていいんだ!

私のように自分で自分を縛ってしまっている人には、この当たり前に気づけない人もたくさんいるはず。

「撮っていいんだ」「載せていいんだ」と思ったその瞬間、周りの全ての景色が急にキラキラと輝き始めました。

派手な景色も自然の景色も大好きだけど、それだけが全てじゃない。
今日は、日常の美しさに目を向けてみませんか。

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