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【読書レビュー】1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術

読んだ本


この本を3行で言うと

・1分で話すための極意というよりは、プレゼンを成功させるための極意の本。
・会話では、すっきり完結に話すことにより相手の混乱を防ぐことが大事。
・相手がビジョンをイメージしやすいように誘導するための事前準備は大事。


オススメできそうな人

・プレゼンをすることが多々ある人
・営業の人
・就職活動生


イマイチなところ

・話し方全般に通ずるところは多くあるが、主にプレゼンでの話し方が軸になっている。(※170ページ〜237ページが実践編で、プレゼン以外のパターンが紹介されている。)
・プレゼンのために購入するのならいいが、そうでないならちょっと「確かにプレゼンならそうだけど、実際は…」という思いが生じる可能性あり。


読んで響いた言葉たち

・1分でまとまらない話は、結局何時間かけて話しても伝わらない。
→ただつらつらとロジックだけ話されても、「はいはい、理解した。それで??」となる。

・伝える=動かす
相手が動くために、できることをすべてやりきる
 ⇒根回し、事前の挨拶、その後のフォローなど、なんでも。

・「主張と根拠を言う時、聞いている人にとって、意味がつながっているとすぐにわかるようにすること」が大事。それがロジカル。
→しかし、伝わるだけではダメ。そのイメージを描かないと人は動かない。
 ⇒ビジュアル(絵とか写真とか)を見せる。絵が写真がない場合は「たとえば」といって具体的な事例を示すなどで、イメージを描いてもらうことが大事。

不要な言葉は除く
→基本的には ←不要な言葉
→先に述べてように ←話をする際には不要
→「の観点で」「を念頭に」 ←不要な言葉

・簡単な言葉を使う
→カタカナや漢字よりも、ひらがなの漢字の方がわかりやすい。
 ⇒例:ブラッシュアップしていきます → 磨いていきます
中学生でも理解レベルでの言葉で話す

・話す上でNGなこと
「プロセス(頑張ったこと)」を話す
 ⇒例:(×)〜〜〜を検討したのですが、それだけでは足りないと思い、〜〜〜をして再度調査した結果、全体としてはA案を押していくべきではないかと思いました。
 ⇒(◯)A案を推していくべきだと考えます。
→気を遣い過ぎる
 ⇒例:(×)Aさんのプランもよかったですね。〜〜〜〜で、〜〜〜でした、でも、Bさんのプランの方が〜〜でよくて、、、
 ⇒(◯)Bさんのプランでいきたいと思います。Aさんの〜〜〜はよかったけど、Bさんの〜〜の方が優れていました。

・話すときに大事なこと
→間合い:話の区切りで、普段の3秒ほど長く、間を取ってみる。
→話している自分と相手を俯瞰で見る。
 ⇒サッカーの本田選手がACミランに移籍するときに、「心の中のリトル・ホンダに聞きました。そうしたら『ミランでプレーしたい』と答えた。それが決断した理由です」と記者会見で話したらしい。
  →これが自分を客観的に見ること。


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20代社会人♀。声優活動、プロジェクションマッピング作成、いじめ、婚約破棄?、鬱など、いろいろ経験した自分の経験、日常、考えを執筆中。 自分視点でのnoteが多いですが、少しでもみなさんに届くnoteを書けるよう精進します。