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レアアース・レアメタル工場のリサイクル工程はコスト削減できる?

酸性の排液移送ポンプでコストカット!

レアアース・レアメタル工場のリサイクル事業担当者様必見!
二つの業界に共通する湿式精練の浸出工程。
今回は、この工程でランニングコストを減らす方法についてご紹介します。

もっと具体的に言えば、この工程の酸性排液を移送するポンプの耐久性をアップさせて、メンテナンス頻度を減らします。
こうしてメンテナンスコストと時間を減少させることで、コストカットができるということです。

▼この記事を動画で見たい方はこちら▼
『みつわマンと学ぶレアアースとレアメタル』

※販売代理店担当者向けに作成した動画となりますので、若干構成が異なる場合があります。

そもそもレアアース・レアメタルとは?

担当者様には釈迦に説法ですが、まず、あらためてレアアース・レアメタルについて情報を整理します。

レアアース・レアメタルとは、産業に利用される希少な非鉄金属のこと。
レアアースは17元素、レアメタルは31鉱種あります。
これらは、身近なモノではスマートフォンや自動車に多く使われています。

たとえば、

特殊鋼 ・・・ ニッケル、クロム、タングステン、マンガン等
液晶 ・・・ インジウム、セリウム等
電子部品 ・・・ ガリウム、タンタル等
磁石・モーター ・・・ ネオジム、ジスプロシウム
電池 ・・・ リチウム、コバルト

レアアース・レアメタルの主な用途と種類

などです。

レアアース・レアメタルが必要ならリサイクル

これらレアアース・レアメタルですが、じつは日本では安定的な資源確保が困難で、安定的な資源確保が難しい状況にあります。
金属資源の偏在等によって日本はほぼ全てを輸入に頼っていて、世界の生産量の約6割が中国なんです。

そこで重要となるのがリサイクル。

供給が安定しないため、使用済みの製品(使用済み携帯電話や家電・電子機器、バッテリー等)に含まれているレアアース・レアメタルをリサイクルして使いましょう、ということですね。

そして、これら使用済みの製品に含まれているレアアース・レアメタルを、「都市鉱山資源」と呼びます。

コスト改善の余地があるリサイクル工程

それでは、ここでリサイクル事業の工程について話を進めていきます。

都市鉱山資源のリサイクルは、大きく分けて4つの工程に分かれます。
そのうち、製品と資源を分ける「分離」、という工程が今回のポイントです。

分離は、高温・加熱による乾式製錬と水溶液への抽出にて行う湿式製錬があります。
その中の浸出工程で、コスト改善の余地があるのです。

リサイクルの工程

この浸出工程では、目的のレアアース・レアメタルを、酸を使用して液体中に浸出します。
液体中には目的以外のスラリーやスラッジ、固形物が含まれますので酸、プラス、スラリーの液体移送が必要になります。

この工程のポンプはスラリーが含まれるため①耐摩耗性が必要で、酸性の液体でもあるため②耐腐食性も必要とされます。

つまり、これを考慮していないポンプを使用すると・・・すぐに摩耗したり腐食して、メンテナンスが必要になってしまいます

ここで最適なのが、ゴムライニング製ポンプです。

みつわポンプが採用される理由

この工程で最適なゴムライニング製ポンプが、みつわポンプのラバーセルポンプとクローバーポンプです。

これらの機種は、接液部に耐薬品性・耐摩耗性に優れたゴムライニングを採用していますので、耐久性に優れています。
スラリー液を扱う場合に重要な軸封部のシール性の高さや、実際にメンテナンスをするときのメンテナンス性の高さも追及したタフなポンプです。

レアアース・レアメタル工場のリサイクル事業で湿式精練の浸出工程があるという方。
この工程の酸性排液を移送するポンプの耐久性をアップさせて、メンテナンスコストと時間を削減しましょう!

詳細はみつわポンプ営業部、またはみつわWEBサイトまで!

▼ゴムライニング製自吸式スラリーポンプ▼

▼ゴムライニング製スラリーポンプ▼

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