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レンタルスペースのメリット、デメリットをわかりやすく解説します

レンタルスペース経営の一番のメリットは、「自分がいなくても売上を上げることができる」ことです。そのほかにもたくさんのメリットがあるので、すべてご紹介していきます。

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レンタルスペース経営とは、「スペースを時間単位で貸し出す」ビジネスです。

自分の稼働をかけずに売上を上げることができるというのが1番のメリットですが、他にもこんなメリットがあります。

✔ レンタルスペース経営のメリット
1.自分がいなくても売上が上がる
2.多店舗展開しやすい
3.人を雇わなくてもいい
4.家賃以外に経費があまりかからない
5.うまく集客できれば売上が安定しやすい
6.開業するための初期費用が安い
7.ビジネス力が身につく

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このようにレンタルスペース経営のメリットはたくさんありますが、デメリットもあります。

✔ レンタルスペース経営のデメリット
1.毎月家賃がかかる
2.初期費用がかかる
3.売上に限界がある
4.開業するまでに手間がかかる
5.運営するにも手間がかかる

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レンタルスペース経営のメリットデメリット、特にデメリットの部分をしっかり把握した上でやってみるかどうか判断することをおススメしています。

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レンタルスペース経営のメリット

まずはレンタルスペース経営におけるメリットについて、1つずつ詳しく見ていきます。

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1.自分がいなくても売上が上がる

自分がいなくても売上が上がる。これが1番のメリットかもしれません。

ぼくがこうやって記事を書いている間にも、お客さんがレンタルスペースを使ってくれていて売上につながっています。自分が動かなくてもレンタルスペースが売上を出し続けてくれるのは本当にありがたいことです。

逆に自分が動かないと売上にならないというのは、なかなかのリスクです。もし体調が悪くなり1週間寝込んでしまったら、その間は売上が0になります。

サラリーマンであれば会社を休んでも給料はもらえますが、自分でビジネスをやる場合はなかなかそういうわけにはいきません。

その点、レンタルスペース経営は自動化や効率化がしやすいので、自分が動かなくても売上を出しやすいビジネスなんです。

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世の中に稼げるビジネスはたくさんありますが、時給換算したらいくらになるんだ?という観点で見てみるといいかもしれません。

たとえば、毎月20万円稼げるビジネスがあったとして、月の稼働時間が400時間を超えている場合、時給換算すると500円以下です。

短期的に見ると稼げないが、続けていくことで稼げるようになる」ということであれば問題ありませんが、労働(自分の時間を使ってお金を稼ぐ)は極力減らしていきたいところ。

そういった意味では、レンタルスペース経営は自分の時間を使わずに稼ぐことができる不労所得に近いビジネスといえるでしょう。

2.多店舗展開しやすい

次のメリットですが、レンタルスペースは多店舗展開がしやすいんです。自分がいなくても売上が上がるため、1店舗目をオープンしてそこでの売上が安定してきたら2店舗目をオープンというような流れを作れます。

実際にぼくはレンタルスペースを6店舗(横浜で3店舗、大阪で2店舗、福岡で3店舗)運営していますが、開業すればするほどスムーズに立ち上げることができました。

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開業するにはある程度の労力が必要ですが、一度オープンしてしまえば自分の稼働をあまりかけずに運営することが可能です。つまり、1人でも複数の店舗を運営することができるんです。

3.人を雇わなくてもいい

これも大きなメリットですが、人を雇わなくてもレンタルスペースを運営することが可能です。

飲食店経営やコンビニ経営をするとなると、自分1人だけでお店をまわすのはなかなか厳しいと思いますが、レンタルスペース経営であれば自分1人だけで運営することも難しくありません。というか余裕でできます。

ぼくの場合は1人で6店舗のレンタルスペースを運営しています。横浜の3店舗は家から近い距離にあるため、自分でスペースの掃除をしています。

大阪と福岡のスペースに関しては、遠方のため気軽にいけないこともあり、スペースの掃除だけお願いしています。

雇用形態ですが、アルバイトとして雇っているわけではなく業務委託契約です。1回掃除をしてくれたらいくらというような契約にしているので、毎月最低限の人件費だけで運営できています。

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4.家賃以外に経費があまりかからない

レンタルスペースを運営する上で必ずかかるものは物件の家賃。(ご自身の物件を貸し出すのであれば家賃はかかりません。羨ましいです)

逆に、家賃以外にかかる経費はほとんどなく、あとは光熱費や消耗品ぐらい。

たとえば、飲食店だとお客さんが増えれば増えるほど材料費がかかります。人気店になり忙しくなってくるとその分スタッフも増やさないとまわらなくなり、人件費も大きくなります。

レンタルスペース経営の場合、スペース内にスタッフが常駐するわけではないため、予約がたくさん入ったとしても、経費が大きく増えることがありません。(電気代が高くなったり、トイレットペーパーの消耗が激しくなったりしますが、売上に対しての比率でみれば小さなものです)

レンタルスペース運営でかかる経費って固定費(売上に左右されない経費。家賃など)がほとんどで、変動費(売上によって左右される経費。材料費など)が少ないため稼ぎやすいんです。

利益を計算する際、「限界利益」という観点で見るとどのぐらい稼ぎやすいかわかってくるので、下記の記事も参考にしてみてください。

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ちなみに、「スペースマーケット」や「インスタベース」、「スペイシー」といったレンタルスペースのポータルサイトに掲載すると集客がしやすいのですが、売上に対して30~35%といった大きな手数料が発生します。

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5.うまく集客できれば売上が安定しやすい

これはスペースのコンセプトによりますが、リピーターを獲得することができれば数か月後、数年後の売上も安定です。

たとえば、ぼくが運営しているスペースはダンスができるレンタルスタジオ。特にダンス教室の先生をターゲットとしているのですが、ダンス教室って何曜の何時というように毎週のように決まった時間に予約を押さえてくれます。

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単発の予約ばかりだと売上は安定しづらいのですが、リピーター、特に毎週のように定期的に利用してくれるお客さんで予約を埋めることができれば、長い目でみても安泰です。

教室運営されている先生であればリピート率は高いですが、今流行りの貸し会議室やパーティースペースって、ほぼほぼ単発利用です。

毎週同じ場所で会議をしたり、毎週同じ場所でハロウィンパーティーをする人ってなかなかいないので、リピート率が低いんですね。

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6.開業するための初期費用が安い

レンタルスペースを開業する際、物件の契約金だったり、内装費や備品代など初期費用がかかります。

ただ、飲食店のように数百万円~数千万円かかるようなことは稀で、小さめなスペースであれば50万円ほどで開業することができます。

初期費用が高いと、その分回収するまでの期間がかかってしまいますが、レンタルスペース経営であれば1~2年で初期費用を回収することも可能です。

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7.ビジネス力が身につく

これは人によっては必要ないと思われるかもしれませんが、ぼくはかなり重視しています。

レンタルスペースを運営するとなると、物件選びから集客、運営管理など自分自身で行います。運営代行の業者に丸投げすることもできますが、それだと自分の力にはなりません。

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レンタルスペース運営のコンサルをしている方なんかもいるのですが、ぼくが聞いた話だと「駅から近くてとにかく安い物件を探して運営する」という教え。

この方法でうまくいく場合もありますが、エリアによっては需要が低かったり、ライバルが多かったりするので、最低限そのあたりの調査はするべきです。

もしレンタルスペースを自分1人で運営する場合、マーケティング力、集客力、経営力、店舗運営や売上管理、経理、Web関係、文章力、コンサル力、、、など身につく力は山ほどあります。

なにもかも自分でやるのは大変な面もありますが、苦労した分自分の成長につながるので、できる範囲で自分でやってみることをおススメしています。

特にマーケティングの部分は重要で、もしここを学ぶことができればどんなビジネスにも応用が利きます。

レンタルスペース経営のデメリット

次にレンタルスペース経営のデメリットを見ていきます。

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1.毎月家賃がかかる

賃貸物件でレンタルスペースを運営する場合、毎月必ず家賃が発生します。月の売上が家賃を下回ってしまうと赤字になってしまいます。

物件を借りた場合、売上に関係なく毎月同じだけ家賃がかかるんですが、これって結構怖いことだと思いませんか?

たとえば家賃が10万円の場合、50万円の売上が出せれば嬉しいですが、もし売上が3万円しかなければ7万円の赤字です。売上3万円ー家賃10万円=7万円の赤字となりますが、厳密にいうと家賃のほかに光熱費や消耗品の購入費などもかかってきます。

レンタルスペースを開業するためにかかった初期費用も回収する必要があるので、少なくとも家賃の倍額は売り上げないと厳しいかなというイメージです。

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2.初期費用がかかる

家賃が安めの物件を借りるのであれば初期費用を50万円ほどに抑えることもできますが、家賃が高い物件であれば敷金、礼金、保証金、前家賃、仲介手数料、鍵交換、クリーニング代など含めて100万円以上かかる場合もあります。

物件によって差がありますが、安ければ数十万円、高いと100万円以上はかかります。

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3.売上に限界がある

レンタルスペース経営は、1つのスペースで何百万円も稼ぐことができません。スペースに限りがあるため、どんなに繁盛したとしても売上に限界があります。

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スペースによってもちろん差はありますが、ぼくが知っているスペースの平均値でいうと1店舗あたり10〜20万円程度の利益になりそうです。

4.開業するまでに手間がかかる

レンタルスペース経営の中で1番手間がかかるのが、開業準備です。

開業後の運営は自動化するによってほぼ手間がかからないようにできますが、オープンするにはどうしてもある程度の稼働が必要です。

物件探しから契約、オープンするために内装を整えたり、備品を購入したり、ホームページを作ったり…。

2店舗目、3店舗目となると慣れてきますが、初めての立ち上げとなると探り探り進めていくため時間がかかってしまいます。

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5.運営するにも手間がかかる

レンタルスペースを開業したら完全に放置ではなく、日々の掃除やお客さん対応、売上や予約の管理など必要です。

代行会社に依頼したり、システムを導入すれば自分がやる手間はなくなりますが、その分お金がかかってしまいます。

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デメリットにどうやって向き合っていくべきか?

レンタルスペース経営のデメリットを挙げましたが、どうやって向き合っていけば良いのか考えてみました。

1.「毎月家賃がかかる」への向き合い方

レンタルスペースを運営する上で必ずかかるのが家賃。もし売上が家賃を下回ってしまうと赤字となってしまいます。

どうやって家賃以上の売上を作ればいいの?ということですが、「これをやれば必ず売上が上がるよ!」という必殺技みたいなものはありません。(あればみんなそれに飛びついて、全員が成功していると思います)

売上を上げるためには、「スペースのコンセプトやターゲットを明確にする」だったり「お客さん目線になってみる」だったり「他のスペースとの違いを作る」だったり、まずは基本的なことから見直してみると良いでしょう。

ぼくの感覚ですが、一発逆転できる必殺技のようなノウハウやサービスってすぐ使えて便利な分、効果が長続きしません。

逆に地味ではありますが、自分で失敗しながらコツコツと試してみるということを続けていくと、いつの間にかうまくことが多いです。

2.「初期費用がかかる」への向き合い方

レンタルスペースを開業するとなると、安くても数十万円単位でお金がかかります。

ただ、もし初期費用が0円でできてしまうようなビジネスであれば、参入のハードルが低くなり飽和状態になってしまいます。そういった意味で見ると、初期投資はある程度あった方が良いと思っています。

開業時にかかった初期費用ですが、レンタルスペースをうまく運営できれば短期間での回収が可能です。

もちろん条件によって差は出てきますが、目安としては1年。早ければ半年、遅くても2年以内には回収しているスペースが多いです。

少し話がそれますが、たとえばコインランドリーは初期費用に1500〜2000万円かかります。初期費用を回収するのに平均すると約8年かかるそうです。

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コインランドリー経営は、お金と時間にある程度の余裕がある方にとっては良いビジネスかもしれませんが、そうでなければなかなか厳しいかもしれません。

レンタルスペースの初期費用は、数十万円から高くても100万円程度。このお金が将来への投資となるかどうか?考えてみるといいかもしれません。

3.「売上に限界がある」への向き合い方

レンタルスペース経営は、1つのスペースで何百万円も稼ぐことは難しいビジネスです。

1時間あたり数万円で貸し出せるようなスペシャルなスペースであれば、月に数百万円の売上を出すことができますが、1時間数千円の価格帯と月の利益は数十万円になるでしょう。

1つのスペースでは大きく稼げませんが、複数のスペースを運営すれば大きく稼ぐことも可能です。実際にぼくは6店舗(横浜に3店舗、大阪に2店舗、福岡に1店舗)のレンタルスペースを運営しています。

また、1つのスペースに依存してしまうと、もしそこがダメになったらお終いです。複数のスペースに利益を分散しておけば、もしその中の1つがダメになったとしてもほかのスペースがあるので、いきなり利益が0になることはありません。

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4.「立ち上げる手間がかかる」への向き合い方

レンタルスペースを開業するとなると、オープン準備に必ず時間と手間がかかります。

ただ、それがずっと続くわけではなく、ここを乗り切ってしまえばそのあとはあまり手間をかけることなく運営できます。

右も左もわからずオープン準備を進めてしまうと時間がかかってしまいますが、事前にしっかりと計画を立てておけば最小限の手間と時間で開業することが可能です。

5.「運営するにも手間がかかる」への向き合い方

レンタルスペースを開業後も、スペースの掃除など手間がかかります。

ぼくが運営しているスペースでは、お客さんに利用後の掃除をお願いしています。そのため、予約が入るたびに掃除に入るわけではなく、数日に1回程度の掃除で運営できてしまいます。

民泊に比べてレンタルスペースの掃除は簡単です。スペースの広さやどのぐらいの備品や設備があるかによりますが、1回の掃除に何時間もかかるようなことはありません。

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予約管理や顧客管理、売上管理に関しては、システムを使うことでほぼほぼ自動化することができます。

まとめ

レンタルスペース経営のメリットデメリット」について書かせていただきました。

まとめると、

✔ レンタルスペース経営のメリットは?
自分がいなくても売上が上がる
多店舗展開しやすい
人を雇わなくてもいい
家賃以外に経費があまりかからない
うまく集客できれば売上が安定しやすい
開業するための初期費用が安い
ビジネス力が身につく
✔ レンタルスペース経営のデメリットは?
毎月家賃がかかる
初期費用がかかる
売上に限界がある
開業するまでに手間がかかる
運営するにも手間がかかる

ということでしたね。

デメリットはありますが、向き合い方や工夫次第で解消できる部分もありますし、デメリットを上回るメリットもたくさんあるので、レンタルスペース経営をおすすめしています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※ブログでもレンタルスペース運営についての情報発信をしていますので、ぜひのぞいて見てください。
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