見出し画像

約束を破る人もいる前提は必須の経験

Amazonからの注文でなぜかアイゼンが届いたことがあります。
登山の趣味はなく(普通の靴で登れる程度の登山なら好きですがガチ登山は遠慮気味)、利用する予定は全くないものです。
そのため注文した覚えは全くなく、届いた当社は何が何だか全くわかりませんでしたが、落ち着いて問い合わせ番号を確認し、注文履歴から確認したところ、商品の発送間違いのようでした。
注文したのはスマホケースだったのに、まさかのアイゼンが届いたんです。笑
返品処理をして、交換依頼を出したら無事に注文したスマホケースが届きました。
問題なく交換できてよかったです。
急ぎではなかったですし全然いいのですが、想定と違いすぎてびっくりしました。笑

約束は破られることもある

約束は絶対守られるものではないと、経験上思うようにないrました。
友人との約束であれば電車の遅れなどで約束が守られないこともあると思いますが、ここでの約束はちょっと強めの話です。
例えばメルカリなどフリマサイトで書かれている内容は、強めの約束=守られるべきもの、という意識があると思います。
誰しもフリマサイトで”傷や汚れなし”で本を買ったのに、届いたら傷だらけだった、という経験はあるんじゃないでしょうか?
人の感性によるところもあるので致し方ないとは思います。
けれども、たまに堂々と約束事を破る人もいます。
フリマサイトで遊戯王のカードセットを購入したら一部しか届かず、もめたことがありました。
返金が認められたので、丸く収まってよかったです。
というネガティブな体験は人それぞれだとは思いますが、多かれ少なかれこういった取引を幾度か経験すると、約束は破られることもある、というデフォルトが搭載されるものなんじゃないかと思います。
これはフリマサイトのように個人のレベルではなく、会社のサービスでもありえて、実際あったことがあります。
PCの修理を依頼したら、現状復帰されておらずHDMIの出力部を潰されて使えなくなっていたりとか。
モニター出力ができなくなりました。。。
引っ越しでも営業の人に2日で届けると言われたのに実際に届いたのは2週間後というアクロバティックなこともありました。
2週間、行きすぎたミニマリストとして生活していました。。。
営業の人と話した条件と違う、契約違反じゃないかとクレームを言っても無理ですの一言で解決されず、泣き寝入りするしかなかったです。
こういうこともあり、たとえ会社のサービスであっても約束が破られる可能性があると、身構えるようになりました。
口だけで現実は違うなんてこと、よくあるものなんだと身に沁みました。

契約書という縛りを作っても、約束を破られることがある

PCの修理は契約書などは交わしておらず、ただの依頼書(ソフト的に壊れても賠償請求をしないなど会社側に有利なやつ)だったので、仕方のないことだったかもしれません。
引っ越しも定められた書面でやりとりしていて、業者側に有利な内容だったのでこれも仕方のないことだったかもしれません。
一生その引っ越し業者は使わないと誓いましたが。
相見積もりの当て馬にしかしません。

それより一段上だと思っている契約書をお互いに交わしたとしても、破られたことがありました。
数年前にツール製作を依頼したときのことです。
日々の作業の自動化のために依頼したもので、作成がどれほどの難易度かもわからず見積で15万円とかなりのお値段。
けれども15万円で日々の作業から解放されるなら安いものだと、契約書を交わして依頼をしました。
料金に関して全額前払い。
自分から出す契約書は初めてで経験が足りず、相手からのフォローを受けてそういうものだと思って進めました。
この辺はもっとやりようがあったと振り返って思いますが、いかんせん経験値が足りませんでした。
期日になって相手が自動化ツールを納品しましたが、ツールとして用をなさず、かなりの改善要求を出しました。
しかし、それでも使えない。
それではお金を払った意味がないと、何度も連絡しましたがだんだんと相手からの頻度が下がり、しまいには連絡がパタリと途絶えてしまいました。
契約書に「ツールが作成できなければ全額返金」(契約書の文章ではもっと厳密な書き方でしたが)と記載していたので契約を盾に連絡しても返信は来ず。
それから慌てて弁護士に相談したら、契約書に書いてあっても履行するかはその人次第。
めまいがしました。
逃げられれればどうしようもなく、強制したいなら弁護士等に依頼する必要があって、その場合は弁護士費用の方が高くなります、という宣告で泣き寝入りすることになりました。

それから直接取引をするのは日頃から交流があって信用できる相手か大企業か、あるいはランサーズなど仲介を介して最悪返金ができるところにすべきだと痛みを伴って学びました。
契約書に書いても守らない人もいるのだと、約束を平然と破る人もいるのだと、このときに深く実感しました。
そんなこともあって、「約束は守られないかもしれない」ということが頭の片隅でチラつくようになりました。

こういった経験から、人とやり取りをするとき、何よりも重要なのは「信頼できる人か」だと心に刻まれました。
お仕事を依頼するときもそうですが、「その人が有能か」よりも圧倒的に重要なのは「その人が信頼できるか」だと思っています。
自分も、信頼される誠実な人間になろうと日々精進しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?