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自殺未遂をして気づいたこと

入院して6日目には行きたいところや、やりたいことがたくさん思い浮かぶほどに回復した
なんなら、なぜ自分が死ななければならないのか
私を追い込んだ奴らが全員不幸になって仕舞えば良いのに
くらいは思えるほどに開き直れている

自分を責めるばかりで、思考が止まっていたかもしれない
いや、実際にインスリンを大量に打ち込んでいた時は止まっていたと思う

私は特に「死」と言うものに対しての恐怖が欠如しているところはあるが、それよりも、痛みや苦しみの方が嫌だった
それに家族のことや将来のこと、やりたいこと、失敗した時のリスクなどを考えて踏みとどまれていた

しかし、衝動が勝つことがあると学んだ

後先を考えずに死を選ぶ衝動は、止まれない
実際、止まれなかった
止まるなんて選択肢は見えやしなかった

今までは友人に相談したり、遊びに行ったり、美味しいものを食べたりと、発散をしていれば問題なく過ごせたのだが、自殺未遂を起こす2週間か3週間前から、どんなに人と話しても、遊びに行っても、好きなものを食べても、一時は楽しいものの憂鬱が拭えることがなくなっていたことに冷静になってから気付く
実はちょっと前から、これはやばいなぁとぼんやりは思っていた
多分、この時点で重症だったのだと思う
それにこのタイミングで病院に行っても、自殺の道具の選択肢が増えただけだったろう
インスリンが向精神薬になるだけだ
もっと前から行かなきゃいけなかった

意味もなく涙が出るだとか、睡眠のバランスが崩れたりだとか、そんな些細な症状の時からかからないと意味がない気がするというか、私はそうなのだと思う
きちんと続けていなければ意味がなかった
私と言う人間の根本が自分を責めがちだ
好きなことをやるにしても後ろめたく、劣等感を持ち、人に嫌なことを言われないように行動しようと怯えていた

いじめ被害者、毒親持ちのメンヘラなんてそんなものだろう
いや、私はそうと言うだけで、他の人はそうじゃないかも(こういうところ!)

まぁ、学んだこととしては

1、早めに病院に通え

2、死の衝動は急に抗えなくなる

3、やって後悔する

もっと生きたいとは思えたし、自分と向き合うチャンスは得た
私を大切に思ってくれてる人の気持ちを受け止められないほどのストレスが存在したと言うこともわかった
いつもだったら喜んで受け取るし、嬉しくて泣くほどなのに、それを裏切れるほど余裕がなかったようだ
次、そんなことがないようにしたいし、もう痛い思いはごめんだ
多分、誰に起こってもおかしくないものなんじゃないかな
急にやってきて、急に命を捨ててしまうなんてこと
あるわけないと思うじゃない?私もあるわけないと思ってた
衝動は急にやってきて人を殺す

是非、私のような痛い目に遭う前に病院やカウンセリングに行ってね
大好きな人達の気持ちを受け止められないことはとても悲しいし、相手に辛い思いをさせてしまう
もし自分がこうしてたら、あなたは死のうと思わなかったんじゃないか
気付いてあげられなかった
そんな風に自分を責めさせてしまう
私はそうしてしまった
だから、そうなる前に行動しよう

私は、生き直してみようと思う
人生折り返してるしね
ちょうど良いから、頑張ってみるよ


ありがとう

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