中国駐在員の話 Amano Fan 18
こんにちは、甘野充です。
村上春樹の小説を読んだことがある人はわかると思うのだが、村上春樹の小説は終わった感じがしない終わり方をする。
小説はそこで終わりなのだが、登場人物の人生は続いており、そこから先は読者の想像におまかせする、という感じがあり、何とも言えない余韻が残るのだ。
短編小説はなおさらそれが強い。不思議な体験記を聞かされ、だから何? と思う終わり方をする。
これはこれで慣れてしまえばそういうものだとも思えるし、それが作風なのだなと思う。
僕も何だかそんなものを書こうと思った。
オチの無い不思議な話。そこにはただ話があるだけで、教訓も無ければ、言いたいことも無い。
ソー、ファット?
それでは、いってらっしゃい!
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