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短編小説

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僕の短編小説集です。
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#ブースカ

ブースカ

「ねえ、ブースカ、小説書けた?」  と彼女は僕に言った。 「誰がブースカやねん?」  と僕は答えた。 「だってあなたはシオシオのパーだからよ」 「何それ?」 「ブースカの口癖」 「そうじゃなくて、何でシオシオのパーなんだよ?」 「noteで小説書いててもさあ、あなたは塩対応で他の人の記事にコメントしないじゃない」 「ちゃんとスキしてるしさあ、それでいいじゃない」 「スキだけじゃ駄目なのよ。ちゃんとコメントして交流しないと」 「僕はアイドルじゃないし、交流とか握手会とかしたく

この小説は宣伝を含みます

「あなたにもだんだんコンプライアンスっていうものがわかってきたようね、ブースカ」  と彼女は僕に言った。 「誰がブースカやねん!」  僕は反論する。 「まあ、あなたにしてはいい心がけよ。ショートショートのタイトルに宣伝を含みますって書いているのだから。そのまんまだけど。そのまんま東だけど」 「コメントは書けないけど、コンプライアンスは守る。それが僕のポリシーだ」 「何言ってるのよ? ポリンキーみたいな顔して」 「ポリンキーみたいな顔って何? ちょっと無理が無いか?」 「無理