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アマノトーク

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アマノ・ミツルの気軽なトークです。 小説ではない、僕の素朴なトークをお楽しみください。
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2023年11月の記事一覧

ぼうっとする アマノトーク 96

 こんにちは、甘野充です。  ぼうっとしたときに人は、アイデアを思いつくのだと言われます。  リラックスしたときに、関連性の無い記憶の断片が関連性を持ち、新しいアイデアが生まれるのだと言うのです。  だからぼうっとすることはいいことなのです。  僕は昔からぼうっとすることが好きです。  大きな公園で、芝生に寝転がり、空を見上げる。  流れる雲を見ている。  そんなときにアイデアが生まれます。  絵だとか、映像だとか、音楽だとか、言葉だとか、ストーリーだとか。  僕はそんな

ユーミンのストーリー アマノトーク 95

 こんにちは、甘野充です。  ユーミンといえば荒井由実。  いえ、松任谷由実ですね。僕的には荒井由実時代の歌が好きなのですが、今日は松任谷由実のお話です。  以前僕が世田谷区に住んでいた頃、ユーミンの家の近くを車で通ることがよくありました。すぐそばじゃあないんだけど、ユーミンの家は高台にあるので、結構遠くから見えるんです。特徴のある建物なので目立つし。  ユーミンの歌はちょっとしたストーリーになっているものがあり、何だかショートストーリーを読むように楽しむことができます

買わない本を探す アマノトーク 94

 こんにちは、甘野充です。  図書館で本を探すということは、買うつもりのない本を探すということだ。  つまりはおもしろくなくても浪費されるのは時間だけだと割り切れる本だ。  だから選択のハードルは下がる。  何か読んでみたいけど、これ買うかな、と思う本、それを探すのだ。  僕は文学が好きだ。  文学は言葉が美しい。ストーリーよりも表現というか心に響いてくるものがある。  文学を書かないくせに、と思われるかもしれないが、僕だって本当は文学が書きたいのだ。だけども難しい。文

ゴジラ−1.0

 こんにちは、甘野充です。  ゴジラ−1.0を観てきました。  なんとなく観てみるかあ、という軽い気持ちだったんだけど、すっごく良かった。  もう泣きっぱなしです。 (僕は何でも泣いちゃうけど)  ゴジラは1954年11月3日に公開され、本作は70周年記念作として同日に公開されている。  舞台は1945年で、初代ゴジラ公開年よりも前の年であり、そのためタイトルは-1.0となっている。  最近の娯楽化された映画とは異なり、原点回帰とも思えるシリアスな作風になっている。  

ビートルズの新曲が発売になった アマノトーク 92

 こんにちは、甘野充です。  ビートルズの新曲が発売になった。  僕の感想は、ビートルズっぽくない、という印象だ。  だからこれは新曲なのだと思う。  過去に聴いた事があるような曲だったら新鮮味が無い。  新しいスタイル。  今の時代にビートルズが生き返った。  これが最初で最後の新曲。  ジョンもジョージも死んでしまった。  驚かされるのはジョンのクリアな歌声だ。  「Free as a bird」も「Real Love」も墓場から聞こえてくるようなジョンの歌声が僕は好

本は読むもの アマノトーク 91

 こんにちは、甘野充です。 「カレーは飲み物です」  という人がいる。  具が沢山入っているカレーはわりと噛んで食べるので、飲み物じゃないだろう、と思うけれど、レトルトカレーなんかは具が少ないし噛まなくても食べられる。  そう、レトルトカレーは飲み物と言ってもいいのかもしれないと思う。  いやいや、僕が言いたいのはそういうことではない。 「本は読むもの」だということだ。  あれ、それって当たり前なのでは?  と思うけど、最近は当たり前ではなくなってきているのだ。  そ