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1勝4敗

奈良クラブの序盤戦の現状と想定との乖離

昨日で奈良クラブの5節が終わりました。結果は1勝4敗。        最初の5戦はHONDA FC、ヴェルスパ大分、ソニー仙台と強豪との対戦が多く、2勝2敗1分ぐらいで終えられればと考えていました。そのため、予想より悪いといえます。

また、プレシーズンから取り組んできているプレーモデルの構築という部分については、ヴェルスパ戦の後にも書いたとおり、まだまだ構築段階初期で、正直なところ、もう少し早いスピードで浸透するかなと考えていました。

ただ、現状としては、やり方を変えたり、疑心暗鬼になる必要性は全くないと考えています。

試合を見る基準

僕がどういう基準で考えているかについて、少し整理したいと思います。 前半戦では①~⑥の順で見ています。これが降格を避けるために結果のみを追求せざるを得なくなる可能性がある状況で、残り5試合とかになった場合は、③と④が入れ替わります。MIO戦は①、HONDA戦は③、松江戦は⑤、ヴェルスパ戦は⑥、ソニー戦は③という感想です。

① プレーモデルの向上が見られての勝利

②プレーモデルの向上が見られてはないが、モデルにのっとった上での勝利

③プレーモデルの向上が見られたけれど、敗戦

④プレーモデルから離れたプレーをしての勝利

⑤プレーモデルの向上が見られてはなく、プレーモデルをどおりのプレーした上での敗戦

⑥プレーモデルから離れたプレーをしての敗戦

もちろん、Jリーグ入りを目指す奈良クラブですから、勝利優先は間違いないですが、ただし、プレーモデルを発展させながらという条件付きです。負ければ悔しいですが、監督の力量をはじめ、エコノメソッドがどう進化していくかは理解した上で全幅の信頼の元、彼らに預けていますので心配していません。

奈良クラブ常勝への道

試合をご覧いただいている方は気づかれていると思いますが、選手たちは非常に難しいタスクに取り組んでいて、実際大人になってから取り組んだ場合は、かなり苦労します。本来であれば小学生、遅くとも中学生ぐらいの年代で取り組むべきことを、試合に勝利を求められつつ、取り組んでいます。クラブとしては当然目先の勝利も欲しいですが、アカデミーからトップチームまで一貫した指導の下、アカデミーから自前の選手がトップチームでデビューし、活躍するという世界を作るには、どうしてもやらなければならないチャレンジです。

再来年には奈良クラブユースの選手が2種登録選手としてトップチームにデビューし、年代別代表に選手を送り込むというような世界が現実になることを逆算しての現在です。奈良クラブユースはまだ県3部ですが、必ずトップレベルまで持っていき、どんどん世界や、奈良クラブトップチームに選手を輩出していく、その先に常勝奈良クラブが生まれると考えています。

だから、今は我慢してくださいとは言いません。僕自身も言いたくなる瞬間はかなりあります。人間なんてそんなもんです。ただ、クラブとしては、10年先を見越して今、種をまいているという状況であることだけは理解してほしいなと思っていて、10年後に、そういや浜田さんの言ってたこと実現したねと、後からこのnoteにいいね!してくれればうれしく思います!

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