見出し画像

英語配列キーボードを激推しする理由と使い方

日本語配列キーボードを英語配列として使いやすくするため、少し手を加えたのでその背景から共有します。

日本語配列と英語配列の違いとは

日本国内に流通しているキーボードには、主にJIS(日本語配列)とUS(英語)配列あります。日本語文章をローマ字打ちするくらいならそこまで差を意識することがないですが、実はブラケット(カッコ)や、クォーテーション(引用符)など記号の配置がかなり違っています。

これらの違いは、プログラミングや英文入力ほど大きな影響を受けます。

名称未設定 1

なぜ英語配列が好きなのか

■ 日本語配列には無変換・変換キーという未使用キーが存在する(win)
基本的にほとんどの方が無変換・変換キーを触っていない疑惑。使わないキーがスペースキーの横という好立地に居座ってるのが気にくわないです。

名称未設定 1

mac用キーボードでは、「かな」「英数」キーのため、比較的利用している方も多いと思います。ただしスペースキーを圧迫しています。

■ 日本語配列は記号の配置にやや整合性が欠ける
相方関係にあるはずの『[』と『]』が横に並んでいない、『;』と『:』や『'』と『"』が切替関係になく点在している、という整合性に欠けている部分。直感的操作から逸脱している感じが苦手です。

名称未設定 1

英語配列であれば、それらを同じキーで入力できます。また、よく使う記号が一か所に固まっているので指の移動距離も短くて済みます。

名称未設定 1

■ アプリケーションのショートカットがUS配列基準が多い
アプリケーションで使うショートカットも、US配列のキーボードを基準にデフォルトが定まっている場合が多いので、少し違和感がある場合があります。

■ 英語配列は主要キーが大きい
上述の通り日本語配列のほうがキーが多いため、必然的にバックスペース(デリート)などの外周のキーが小さくなってしまいます。

名称未設定 1

US配列ではCTRLやALT、SHIFTが大きいモデルが多いのもメリットです。エンター(リターン)キーのみ小さいですが、横長になっているので小指のリーチに届きやすいです。

名称未設定 1

■ 英語配列はひらがなの印字がない
基本的にブラインドタッチのためキートップの印字有り無しは利便性に関係ありませんが、たまに見返すときやインテリアの要素としてもすっきりしていたほうが好きです。

日本国内で一般的に買える英語配列のものはそこまで多くなく、基本的に高価です。macbookを使い続けているのは、注文時にUS配列を選択できるからでももあります。

英語配列として使うための設定

win10だと「言語のオプション」から「ハードウェアキーボードレイアウト」で変更すれば、日本語配列のキーボードでも英語配列として利用することができます。

「日本語」のオプションから進むと当該箇所が出てきます。

スクリーンショット (1)
スクリーンショット (2)

日本語キーボードの印字が気になる場合

日本語キーボードのまま上記設定を行うと、当然ながらキートップに印字されている記号と出力される記号が異ります。完全にブラインドタッチする方には問題ないのでことですが、記号など確認する場合はこのようなシールが販売されています。

そこで今回この「英語配列用シール」を購入して試してみました。ただ英語配列の記号が買いてあるだけのシールですが、剥がれに強く印字が薄れないよう作ってあります。気になる方はぜひ。

画像3

今ではUSキーボードを利用していますが、日本語キーボードのまま英字配列に触れたい場合はぜひお試しください。

画像5

以上です。何かすこしでも役に立てば嬉しいです。

なお、UK(イギリス式)キーボードについてはこちらをどうぞ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?