日本なのに・・・治安が悪かった(悪くなった?)
1つ前の記事でいただいたコメントから「訳あり物件」に住んでいた当時の治安の悪さを思い出しました。常に何かしら緊急車両のサイレンが鳴り響いていた、あの地域・・・。ただ、現在治安が悪くなった地域は全国的に増えているかと思います。
歴史的に見てもよくない土地柄
前にどこかで書いていますが、そこは昔は罪人を住まわせていた地域だそうです。古地図で確認したところ、城下町へ行くには一本の橋しかありません。そして、橋を渡りきったところ(城下町側)には「番屋」があるのが確認されました。
そこで罪人が城下町に入り込まないか見張っていたのでしょう。
処刑場跡地も近くにあります。そういった土地ですから、罪人の末裔が住んでいても不思議はないと思います。ところが、時代の流れで住宅地として開発が進み、利便性も高いことから地価も上がり、中流以上の層もたくさん住んでいたのです。
日常的に見てきた犯罪
では、実際にどういった犯罪が日常的にあったのか紹介します。
置き引き
車上荒らし
不法侵入(他所の敷地という概念が薄い)
その他
置き引きは、散歩中に遭遇しています。といっても目撃したわけではなく、まさに置き引き直後に通りかかったという感じです。すでに警察が来ていて、不審者を見なかったか聞かれました。そして、散歩中に犯人は逮捕されました。すぐ近くの衣料品店に駆け込み、着替えたところで通報されたそうです。
車上荒らしは町内でも注意喚起が出ていて、留守中や夜間はかなり気を使いました。一応盗難防止装置はつけていましたが、暗くなってからガサゴソと音がしていることがあって、2階の窓からライトで照らしたこともあります。
不法侵入は日常茶飯事。うちの塀をよじ登って敷地に入り込み、玄関側から出て行った人もいます。うちのすぐ隣は専門学校の駐車場になっていましたが、門扉の施錠を破壊して入り込まれたことも。
何が一番驚いたかといえば、こういった犯罪の多くは子供がやっていたことです。パトカーに乗せられて行く子供も何人か見ています。
うちはネットスーパーや宅配をよく利用していましたが、毎回来ていただくたびに
「危ないので、必ず施錠してから荷物を運んでください」
と注意を促していました。ちょっとでも車が開いていれば、平気で盗る子供がいたからです。
引っ越し後に聞いた怖い話
やや離れた地域でも、こういった犯罪は増えているようで、私が通っている美容室のオーナーからも怖い話を聞いています。それは、このような内容でした。
開店準備をしていると、突然入ってきた若い男性。そこは完全予約制ですし、まったく知らない顔でした。すると、男性は突然
「お金を貸してください」
と言ってきたそうです。
「貸せません」と答えると、男性は
「レジに入ってるでしょう?」と言い出したのだとか。
オーナーは女性ですが、
「貸せませんっ!!!!」
と強気で一喝。すると、慌てて出ていったそうです。
出て行ったからいいですが、刃物などを持っていたら?と考えると怖い話ですよね。
現在その辺りではこの手の事件やひったくりが増えていて、どの店舗も警戒しているそうです。
今住んでいる地域はとても平和ですが、それでも覚えのない日時に宅配が来たり人が訪ねて来たりしたときは、必ず「送り主」と「訪問の目的」を聞くまで開けません。
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