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愛犬ぷるがくれた、大きなプレゼント

ぷるが亡くなって、来月は49日。老犬らしい動きがほぼなく、急な心臓発作であっという間に逝ってしまったこともあり、「どうしていないんだろう?」と今でも変な感覚です。でも、ぷるはお金で買えない大きなプレゼントを遺してくれています。

青く光った、ぷるの首

ぷるは夜空を眺めたり夜の冷えた空気を吸ったりするのが好きな子で、前の家にいた頃は、ときどき二人で玄関前の階段に座って空を眺めていました。寒い時期はストールに一緒にくるまって。ぷるは上を向いてよく深呼吸してましたね。
「スーッスッ、スーッ、スンスン」
という感じで。
5〜6歳くらいの頃だったか、一緒に夜空を見ていたら、一瞬ぷるの首が青く光ったことがあります。光る首輪のような形で、ほんの一瞬だけ。
(この子は、神様みたいな犬なんだろうか?)
と思ったのを覚えています。

ぷるが天寿をまっとうしたら離婚するつもりだった

結婚と同時に不仲になった夫と私。
今思えば、妙な家に住んだ時期を中心に、まるで何かに仲を壊されていたような感じでした。その一つの原因は、この記事のような内容です↓

結婚直後から離婚を常に考えていた私が踏みとどまってきた理由は、ぷる。
ぷるは家族三人でいるのが大好きで、夫婦のどちらかがいないと散歩もすぐに帰ってきてしまいます。喧嘩も、何度仲裁されたことか。
川の字で寝るのも大好きで、家族でお出かけするときは大はしゃぎでした。
だから、夫婦仲が壊れて辛くても
「ぷるがいる限り離婚はしない」
と決めていたんです。

ところが・・・。
ぷるは亡くなるとき、我が家に最後まで残っていた厄も一緒に持って行ってくれたようで、私たち夫婦は結婚前の仲の良い関係に戻っています。まるで、妙な憑き物が落ちたかのように。
ぷるがいてくれなかったら、そんなこともなく離婚していたでしょうね。

そして、今は、もう一度戻ってくるであろうぷるを迎えるために、二人で楽しみにしています。
「ぷるのために喧嘩はしない」
「ちゃんと温かい家庭で迎えてあげよう」
二人で、そう決めています。
たしかに、ぷるはお守りであり、神様ワンコでした。

犬を飼っている人の多くは、何かしらプレゼントを貰っているのではないでしょうか。



いつも舌が出ていたぷる。
亡くなったときも出たままでした。ぷるらしい(笑)

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