癒される不思議な話　6話『生まれ変わってる？神社の白猫』

不思議な流れで、中核市から田舎へ移住することになった我が家。そこで暮らす皆さんや犬猫たちとも馴染みになり、楽しく暮らしています。今日は観光スポットにいる地域猫のお話です。

神様の使い？白猫三兄弟

観光スポットの一つである某神社。
私たちが移住してきた四年前、そこの境内には三匹の真っ白な猫たちが住みついておりました。仲良くしていただいている仲見世の皆さんによると、有名な地域猫とのこと。白い動物って神様のお使いともいわれますよね。

はじめのうちは散歩のたびに見ていたのですが、そのうち一匹いなくなり、ここ二年ほどはどの子もまったく見なくなっていました。

そして、昨日。
愛犬ぷるが亡き後も夫婦で散歩を続けているわけですが、いつものように仲見世に立ち寄って皆さんと談笑していると、境内で生まれていたという子猫の話題に。
仲見世では「子猫」としか聞いていなかったのですが、帰りにその子猫たちに遭遇した私たちはびっくりしました。

母猫とは似てもにつかない猫たち

梅の木の根本にたたずんでいたのは真っ白な猫。隣には母猫もいます。イメージしていた子より少し成長していますが、まだ子猫です。
母猫は黒系の虎柄で
「父猫が白い子なのかな」
なんて思っていたわけですが、よく見ると白い子猫は三匹いるんです・・・。先に気づいたのは夫でした。

「あれ？白い猫三匹って、あいつらじゃないか？」
「え？本当だ、三匹いる！裏にいたあの子たち、とっくに見なくなってたよね？」
「これ、生まれ変わったんじゃないか？」
「うわあ、そう思うしかないよね」

写真を撮らせてくれたのは一匹だけですが、載せておきます。三匹ともこの子をコピーしたみたいに真っ白でまったく同じでした。
同じ場所に同じ子たちが生まれてくるって、不思議ですよね。