怖いけどスッキリする話 「窓から侵入してきた驚きの人物」
これは例の訳あり物件で起こったことです。今回はやや痛快な感じにしてみました。約2800文字です。心して読んでください。
昼寝中に侵入してきた謎の人物その日、私は二階の寝室で、夫と愛犬は一階のリビングでそれぞれ昼寝をしていました。時期はあまりよく覚えていませんが、窓を網戸にしていたので初夏だったように思います。
どれくらい寝ていたのか、目を覚ますと日が傾き始めています。横になったまま心地よい風に当たっていると、ふいに
「シャッ」
とカーテンが開き、何者かが窓から侵入してきた