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アーティストとエンターテイナー

今日は午前中整体に行きました。
いつもお世話になっている、オーパル整体サロンさん。

 大阪から1時間くらいかかるので、だいたい月一くらいでケアしていただいております。
 最初にお世話になった時の、「ちょっと非定常な動きをしただけでピキッと痛みが走る」肩は、だいぶましになりました。
 まだ大丈夫かな? と思っておりましたが、残業MAX時よりも仕事中集中できなくて、なんかこうぶあついコートを着込んでいるみたいな不快感と重苦しさがあったので行ってきました。
 とても腕の良い先生なので、お近くの方はぜひ。

 この方はクラシック関係のお仕事もされているので、表現について話をしてました。
 一般にウケるものを表現して、一時ものすごく流行して歴史に名を刻むだろうと思われていた作品でも、誰も覚えていないということもあれば。
 発表時には鳴かず飛ばずで苦労した人の作品が、死後評価されて歴史に名を刻むこともある。
 違いは何か。「自分に求められること」ではなくて「自分が求めること」を貫いたからではないか。
 でも自分が求めることを知るのは、並大抵のことではない。
 他人が求める者を知ることも、やっぱり並大抵のことじゃない。

 良し悪しはそこになくて、他人に求められることを表現して大きなお金を動かして、経済を回す力が無ければジャンルが廃れて消えてしまう。
 葛飾北斎みたいに、当代一の人気絵師として名声を獲得しながらも歴史に名を遺す偉人もいるし。

 自分が求めるものを追い求める人を「アーティスト」
 他人が求めるものを追い求める人を「エンターテイナー」
 そう呼ぶんじゃないか。

 そんな話をつれづれした、土曜日の午前中でした。

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